センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

センチメンタル同盟の人気ブログ記事

  • 「それでも犬は、あなたといられてうれしかった。」

    朝、新聞を読んでいると 広告欄にあった、こんな本のタイトルが 目に飛び込んできた。 いけない、いけない。 こんなタイトルだけで、もう泣けてくる。 愛しい家族との別れは 必ずやって来る。 きっと 今朝、このタイトルを見て 同じように涙ぐむ人がいただろう。 トントンと優しく背中を撫ででくれるような 温... 続きをみる

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  •  駄々をこねる

    毎日、ただひたすら忙しい。 新入生を受け入れる準備も不十分なまま、 4月になってしまった。 ピカピカのお猿ちゃんたちは、 最初のうちこそ、借りてきた猫状態だったが あっという間にお猿軍団の仲間入りである。 それでも、去年の手のかかる1年生よりは お利口だし、しっかりルールの確認もして カオスな中で... 続きをみる

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  •  あの頃の風が吹く

    「虎に翼」を見ていたら、 詰め襟に制帽姿の学生が出てきて 懐かしくて、いいな、と思った。 私が中学生の頃は まだ、男子は制帽をかぶっていた。 さすがに坊主頭は校則から外されていたが 制帽は服装検査でチェックされていた。 私は男子の制帽が好きだった。 なんだかちょっと凛々しく見える。 昨今の制服はブ... 続きをみる

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  •  「はて?」

    なかなか朝ドラを見る余裕もなく、 毎日を過ごしていたけれど。 石田ゆり子さんのインスタグラムで 今回の朝ドラヒロイン、寅ちゃんや 演じる伊藤沙莉さんが絶賛されていたので とりあえず、と見てみたら 寅ちゃんのキャラクターが魅力的! 困難にもめげない元気な寅ちゃん。 あの笑顔がなんともキュートである。... 続きをみる

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  •  二重まぶた

    松田聖子さんは デビュー当時、一重まぶただった。 それが途中から二重まぶたになったので 整形を疑われる記事が出たこともある。 作家の林真理子さんが昔、書いていた。 自分も一重まぶただったが、 加齢により二重まぶたになった、と。 つまり、しわにより二重になったのだ、と いうことであった。 一重まぶた... 続きをみる

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  •  桜は散って

    せっかくの休日なのに 体調不良で寝込んでいた土曜日。 もったいないな。 この1年、何度体調不良で寝込んだだろう? 先月から続く多忙な勤務に さすがに疲れが出てきた。 私だけではない。 スタッフ全員が疲れている。 来週のシフトが出ないどころか、 もう、明日のシフトでさえ定かでない。 誰が何時に来て、... 続きをみる

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  •  ため息ばかりの夏休み

    義父名義の土地が九州にある。 義父の故郷だ。 固定資産税がわずか5000円くらいの 山林らしい。 義父亡き後は  ずっとうちがその税金を払ってきた。 夫が亡くなったので その税金は 義姉、私、息子たちの 誰かが代表で払わなければならない。 当然、私が代表になるつもりでいた。 義兄から電話があった。... 続きをみる

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  •  きな臭いけど、大丈夫?

    毎日の生活に追われていると、 大事な何かを見落とすことがある。 防衛装備庁なんてものが この日本にあるなんて知らなかった。 なんだか名前からしてやな感じ… 「安全保障技術研究推進制度」なるものが どんなものか気になって調べてみた。 なんかきれい風な名前だけど、 軍事関連の研究をする大学に 研究費を... 続きをみる

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  • 残念なので、もう一度

    一昨日、「記憶にない」という記事を書いて 清水ミチコさんの替え歌を貼り付けたのだが なぜだか消えてしまった。 おかしいなぁ… プレビューで確認したんだけどな… ここが私のポンコツなとこ(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠) 残念なので、 もう一度貼り付けることにした。 メロディが素晴らしいのは言うまでもないが こ... 続きをみる

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  • 生きてることに感謝する日

    今を生きてることに感謝する。 今日はそんな日。 もう、めでたいのかめでたくないのか よくわからないけれど それでも、生きてる今日に感謝する。 そう、そんな日。 桜の花とピカピカの1年生と あちこちポンコツな私と… それでも等しく降り注ぐ春の光。 何もかもうまくいかない日もあるけれど それでも生きて... 続きをみる

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  •  たそがれる4月

    新年度が始まって、もう既にクタクタだ。 1日に何回階段を往復するだろう。 子どもたちが次々に話しかけてくるので、 ひとりひとりに耳を傾けるのも大変だ。 今年の1年生はきちんとさせなければ、 と毎日ルールの確認をするのだが、 彼らの心には届いているんだろうか? 借りてきた猫状態だったのは 最初の1週... 続きをみる

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  •  記憶にない

    便利な言葉である。 今朝、 認知症外来の予約が入っていた母を連れて 病院に行った。 診察前の血圧測定をしていると、 緊急地震速報のアラートが鳴る。 驚いてテレビを見つめる。 母は気にも留めない。 母が気にしているのは、 先生の質問に答えられるかどうか ということなのだ。 車の中で何度も繰り返した。... 続きをみる

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  • エイプリルフールのたわ言

    楽しい4月🥰 桜咲く4月🌸 何もかもが新しく、希望に満ち溢れる4月! あっという間に3月が終わり、 ページがめくられて、新しい日々が始まる。 眩しい4月。希望に満ちた4月! 私の周りにはいいことしか起こらない。 なんて素敵な4月! エイプリルフールだから、 こんなたわ言も許される気がする。 現... 続きをみる

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  •  春の空気の中で

    代償行為なのか逃避行動なのか知らないけど 新しいスニーカーや洋服を買ってしまった。 と言っても、 スニーカーはロコンドのアウトレット品だし 洋服はGUのセール品である。 ユニクロではよく買うけれど GUは、若い人向けって感じだし ユニクロのセカンドブランドで ユニクロよりモノが良くない、 というイ... 続きをみる

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  •  優しげな差別

    突然、緊急ミーティングをする、と オーナーからLINEが来た。 何事? 先週、ミーティングやったばかりだけど… まぁ、また例のクレーム大騒ぎ案だろうな、 とは思ったけれど… 本当にそのものズバリで、 またもや、ルール破りで嘘ばっかりつく子が 他の子に対して、やらかしてくれたわけで… 子どもだって意... 続きをみる

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  •  グレーゾーン

    今の学童で見ている1年生には 発達障害の子どもが2人いる。 しかし、私はこの数が怪しいと思っている。 まだ1年生だし、どの子もまだお猿ちゃんだ。 それでも、日々子どもたちは成長している。 随分とみんな落ち着いてきた。 発達障害の子どもも、 それなりに落ち着いてきた。 けれども、その中で 逆に落ち着... 続きをみる

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  • 民衆はしばしば権力者の選択を誤る

    新聞に内田樹氏の執筆記事が載っていて、 面白い考察だな、と思った。 内田氏の意見は、しばしば炎上する。 その考え方の良し悪しは この際、横に置いておく。 今回、内田氏が考察したのは 「大阪の有権者たちは、なぜ維新に  圧倒的な支持を与え続けるのだろう」 ということだ。 内田氏によれば、 コロナ禍で... 続きをみる

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  •  人間修行に飽きたの巻

    飽きたよ、飽きた。 人間関係の難しさはよ〜くわかってるけど 自分の思い通りにならないからって 不機嫌全開オーラはやめて欲しい。 その不機嫌に振り回されて みんなの仕事がやりにくい。 御歳79歳!謙虚の二文字はどこ行った? 修行はもういい。 修行はもう飽きた(⁠╯⁠°⁠□⁠°⁠)⁠╯⁠︵⁠ ⁠┻⁠━... 続きをみる

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  • こぼれたミルクは戻らない

    きっと万国共通でこの手の言葉がある。 日本なら「覆水盆に返らず」     「後悔先に立たず」 後悔のない人生なんてないってことだろう。 私の後悔は何だろう? いっぱいあるような気もするけれど 今さらそれを数えあげたとて 「こぼれたミルクは戻らない。」 何かを言ってしまったことの後悔より 言えなかっ... 続きをみる

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  •  おかあさん

    おかあさん、という言葉の響きが好きだ。 なんだかあったかくて、優しい。 私はTVでこのCMを見たことがなかったけど インスタグラムのリールで流れてきたとき なんだかほっこりと癒やされた。 おかあさん、ってこんな感じ。 怒って、泣いて、笑えて、でも、一生懸命。 完璧じゃないけど、色々間違えるけど で... 続きをみる

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  •  人手不足の日常

    人が足らない。 もともと足らないのに、さらに足らない。 夏休みは、本当に人が足らない中で 必死に回していたので 職員全員、ヘトヘトだった。 夏休みが終わって、 ようやく通常モードになったのだが 体調不良により、しばらく離脱する人が出て またもや人手不足である。 3人いたはずのアルバイトさんも あっ... 続きをみる

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  •  あの日のフェミニズム

    学生のとき ちょっと個性的な女性教授がいた。 上野千鶴子さんみたいな方で 何の講義だったのか全く思い出せないのだが 当時、まだヘアヌードが解禁されてない頃で この先生は、それを不服としていたようだ。 ある日、 アメリカ版の「プレイボーイ」を 講義中に学生に回して見せた。 グラビアはヘアヌード写真だ... 続きをみる

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  • 「愛せる距離を探すこと」

    作家の岸田奈美さんが インタビューで話していた言葉が 強く印象に残った。   家族を愛するということは   「愛せる距離を探すこと」 家族だから、いつも近くにいて 息苦しくても 我慢して そういう積み重ねが 心の距離を作る。 愛せる距離を 探せば良かったんだ。 程よく離れて 隙間を作って。 親子も... 続きをみる

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  • 加齢の王道

    昔は今の時期になると いくつかの歌謡曲の賞レースが始まっていた。 最優秀新人賞とか大賞とか メディアも予想で大いに盛り上がった。 あの花の82年組の年は 女性アイドルが粒揃いで、 とても華やかだったのだが ある賞の新人賞で、 ずらりと並んだアイドルたちを見て   父は、   誰が誰だかわからない。... 続きをみる

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  •  イントロ

    朝、ウォーキングをしながら 音楽を聴いていたら すごく懐かしい曲が流れてきた。 私たち世代なら誰でも知っている、あの曲。 美しいヴァイオリンの調べで始まるその曲は 久しぶりに聴いても、 ぎゅっと心を掴まれる。 その曲の歌詞は、なんというか ものすごく貧乏くさい(失礼😅)のだが それさえも儚げで、... 続きをみる

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  • 相続という名の大人の宿題

    夫が亡くなって2年が過ぎて、 夫が放置していた大人の宿題が 法律の改正という葵の御紋で 私たちにスライドされた。 田舎の山林及び田畑、という 見たこともない土地の相続である。 義父から聞いて知っていた。 初めての内孫である長男に譲る、と聞いた。 孫のために名義を変えるように、と 義母は義父に伝えた... 続きをみる

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  • 誰かが忘れてくれるまで

    自分の口から出た言葉は 誰かが忘れてくれるまで消えることはない。 だから気をつけようね、 ってことなんだけど… 御歳79歳は、仕事に就いて2ヶ月半だ。 最初こそ感謝の言葉を口にしたが 1週間も経たないうちに オーナーへの不満を漏らし始めた。 そして、お局様への不満をオーナーに ぶちまけて、シフトを... 続きをみる

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  •  お局様、吠える!

    いや、いつも吠えてるけど… それは、遠吠えのようなもので… 今回は真ん中ど直球。 ほとんど噛みつかれているというか 撃ち抜かれているというか… 撃ち抜かれたのは 私とオーナーと68歳の男性である。 お局様が人間関係でストレスを貯めていて 仕事にも影響があるので 配置替えをしたのだけれど… それが、... 続きをみる

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  •  されど凡人の日々

    困ったな。 初出勤は体調不良でつまづいてしまい、 三連休を過ぎても気持ちが上向かない。 蕁麻疹は良くなったかと思えば、 また、真っ赤に腫れたり…で 食べる物にも慎重になっている。 やれやれ…┐⁠(⁠‘⁠~⁠`⁠;⁠)⁠┌ 自分のトリセツが必要なシニアである。 昨日、鬱々とした自分を持て余して 髪を... 続きをみる

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  •  鬼門は鬼門

    鬼門の1月はやはり鬼門だ。 年末にひいた風邪はなんとか良くなったが 初出勤で気持ちが悪くなり、早退した。 首が痛くて寝返りを打つ度、吐き気がする。 昨日は一日中、吐き気との闘いだった。 途中、肋骨が痛くなったくらいだ。 今朝はどうにか良くなったが 胃の辺りが筋肉痛だ。情けない。 このポンコツな体、... 続きをみる

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  •  大人の自由研究、その後

    日中は暖かくて助かった。 明日は雨の予報だから、 水を使う掃除は、今日済ませた。 玄関をゴシゴシ洗い、きれいに磨いた。 全寝室の布団を干し、シーツを替えた。 暖かな陽射しが心地よい。 ふと、いちごの鉢を見ると、 白い花が咲いている。 そして、その隣には小さな小さな実が…! 今年は暖かったからだろう... 続きをみる

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  •  置いてけぼりの12月

    大丈夫か? もう12月だぞ。 あっという間に過ぎる日々。 大人の宿題は山積みなのに、 あれも手つかず、これも手つかず… うわぁ、師走?師走なの? 人間関係に疲れている場合ではない。 今年は年賀状も出さなくちゃ。 大掃除もしなくちゃ。 12月の実感もないままに 気持ちだけが焦っている。 あ〜、でもね... 続きをみる

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  • ノーマルとアブノーマルの間

    「わしって、小中のころ、忘れ物多かった り、話聞いてないこと多かったりした?」 突然、こんなLINEメッセージが来た。 わし、というのは次男である。 どうした、どうした? 次男は夏頃から仕事量が多くなり、 さばききれずに悩んでいた。 あっちで怒られ、こっちで怒られ… 自分の容量を超えているのなら ... 続きをみる

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  • 「職場の人間関係改善法」

    リベ大学長のこの動画を見た時、 私が今感じていることにピタッと合って 腑に落ちた。 人を変えようだとか マウントを取ろうだとか 自分のやり方にこだわるより まずは仕事に集中すること。 きちんと仕事を覚えて 現場で役に立つ人間になれば 自然に居場所はできていく。 私はお局様と友だちにはなれないけれど... 続きをみる

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  •  働くということ

    絶不調である。 昨日、勤務を終えて電車に乗った。 オーナーからメールが来ていたので それに返信していたら、気分が悪くなった。 わすが2区間、数分のことだ。 電車に酔ったのか?と思った。 歩けば良くなるだろうと思った。 しかし、家についても気分が悪い。 横になっても良くならない。 長男は既に帰宅して... 続きをみる

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  •  「WINNER」

    人間関係ってむずかしいなぁ、と なんだか気持ちが落ち着かなかった。 朝、この曲を聴きながらウォーキングした。 若い人へのエールなのだと思うけれど なんだかストンと胸に落ちた。 人を変えようとしちゃいけない。 変わるのは自分だ。 人の傲慢さに気づいたときは 自分の傲慢さも振り返らなければ、 フェアじ... 続きをみる

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  • 「River Flows in You」

    「いったいいつになったら治るんだ!」 という亡き夫の声が聞こえてきそうだ。 風邪で寝込んで、もう10日になる。 あっという間に4キロ痩せて、フラフラだ。 とにかく食べなくちゃ。 とにかく動かなくちゃ。 迷惑かけるから、早く仕事に復帰しなくちゃ と焦っていたけれど… 昨日、復帰してみたら 思った以上... 続きをみる

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  • 79歳のハローワークその後

    いや、見事である。 こんなにうまくいくものなのか、 と少々面食らうほどだ。 彼女は先々週に受けた施設の面接で もう決まったかのようなことを言われ 舞い上がっていた。 私は、結果を待つ間に もう一つ受けた方がいい、と伝えたのだが 彼女は動かなかった。 で、今週になって 待たされた挙げ句、落とされた。... 続きをみる

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  • 「君が僕を知ってる」

    昔、高校生だった次男と 忌野清志郎展を見にパルコに行った。 ファンでもなかった彼が 清志郎さんの亡くなった後、 清志郎さんに興味を持った。 TVで見た木村拓哉さんが 清志郎さんのTシャツを着ていたせいかも 知れない。 そこには、清志郎さんのステージ衣装や 清志郎さんの書いたノートなどが展示され フ... 続きをみる

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  •  社会への信頼度

    フランスは、先進国の中では出生率が高い。 第一次大戦で人口激減を経験したフランスは 伝統的に子育て支援が手厚く 子どもの数が多いほど所得税の負担が減る。 子どもを育てる環境は整っている。 しかし、それでも出生率は減少の一途だ。 そんな新聞記事が目にとまった。 日本では、「異次元の少子化対策」を ぶ... 続きをみる

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  •  「仕事の辞め方」

    億り人にならなくてもいいから、 仕事を辞めて、のんびり暮らせるだけの 資産があったらいいな、と思う。 仕事、行きたくない。 カオスな現場に疲れる。 人間関係もめんどくさい。 で、こんな動画に笑みがこぼれる。 こんな辞め方、してみたい✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧ https://www.ins... 続きをみる

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  •  世の中の縮図

    日々、子どもたちの様子を見ていると 世の中の縮図だなぁ、と思う。 人間って、 基本、楽な方向、悪い方向へ流れやすい。 施設ではおやつを提供しているのだが 自分の分を取った後に、しばらくしてから こっそりおやつを盗む子どもがいる。 スタッフはみんな気づいているのだが 盗む瞬間を見ていないので その子... 続きをみる

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  •  ご機嫌予報

    晴れたり、曇ったりを繰り返している。 お局様のご機嫌予報だ。 突然、線状降水帯が現れる。 何が気に入らないのか知らないけれど このめちゃくちゃ忙しいときに その不機嫌は勘弁して欲しい。 自分に割り当てられた仕事を 自分勝手に放り出すのはやめてほしい。 大人なんだからさ、考えようよ。 あなたのストレ... 続きをみる

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  •  声

    雨が上がり、良いお天気だったので、 少し草取りをした。 しかし、日々のわずか4時間の仕事が 自分の体に結構な負荷になっていて have toのあれこれはできなかった。 午後から久しぶりにお昼寝。 窓を開けた外から いろんな人の声が聞こえる。 それは午睡の邪魔になるものではなかったが はっきりとその... 続きをみる

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  • それでも世の中は回っている

    「各地で災害級の大雨の恐れ  不要不急の外出は避けましょう。」 テレビで ネットで 警告される。 それでも 世の中は回っている。 視界の悪い中を 沢山の荷物を載せ 大型車で夜中も走る。 どんなに雨が振り どんなに危険でも 世の中は回っている。 任務のために ずぶ濡れになっても 職場に向かう。 不要... 続きをみる

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  •  カーマインローション

    私の中で、澱のように沈んでいる何かが 時折ふと、カーマインローションみたいに 大きく振られて、あっという間ににごる。 義兄と久しぶりに会ったことで 私の中で、まだ沈みきらない何かが あれこれと思い出される。 「過去にさかのぼって怒るな」 という、夫の声が 聞こえてきそうだ。 義父母が遠くに住んでい... 続きをみる

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  •  なんとなくブルー

    この大寒波の中を ハローワークで紹介状をもらって 面接に出かけた。 片道1時間ちょっと。 電車とバスを乗り継いで行くのだが バスの本数が少なく 土地勘がない上に 方向音痴なので、帰りは苦労した。 バス停は寒い。電車の駅も寒い。 家に帰ってからも  芯から冷えた体は ずっと冷たいままだ。 おまけに首... 続きをみる

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  •  絵馬の願い

    初詣ではもう済ませていたが おみくじが欲しくて 神社に出かけた。 特定の宗教に信心もない私であるが おみくじに書かれていることは なんだか素直に受け止められるのだ。 時々 霞がかかったように 不安で 怖くて 前に進めなくなる。 どんなものでもいいから すがりたくなる。 宗教に傾倒していく人の気持ち... 続きをみる

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  • 「今日は寒いね」

    誰かに 「今日は寒いね」 そう言える幸せ。 寒くても 暑くても 声を掛け合える幸せ。 その幸せがあればいい。 多くは望まない。 だから どこかの誰かの大事な場所に ミサイルだの 爆弾だの そんなもの打ち込んじゃいけない。    やられたらやり返せ 「今日は寒いね」 ってあたりまえに言える、 そうい... 続きをみる

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  •  時間が足りない

    いつも時間が足りず 睡眠時間まで削っている毎日だ。 口の悪い仲間に 「死に急いでる」と揶揄される。 いや、いや、それを言うなら 「生き急いでる」でしょ¯⁠\⁠_⁠ಠ⁠_⁠ಠ⁠_⁠/⁠¯ やりたいこととやらねばならぬこと、 そのバランスがむずかしい。 平日は全くテレビを見る時間がない。 長男の早朝出... 続きをみる

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  •  猫の耳に念仏

    コタロウはまたもや脚を痛めている。 やはり前に骨折した右後ろ脚だ。 この前、動物病院に連れて行ったときは レントゲンを撮るときに脚を触られたり 注射をされたりして痛い思いをした。 だから、それからは私を見ると 距離を取るようになった。 また、病院に連れて行かれるのが嫌なのだ。 しかし、3本脚でぴょ... 続きをみる

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  •  戸惑いと不安と

    欠礼はがきを出してから お悔やみメールだけでなく お供え用の立派な花かごや和菓子が届く。 全て私の友人からなのだが 私はなぜだか戸惑っている。 この戸惑いは何なのか、 自分でもわからないのだけれど。 お供えを送ってくれた友人たちは 私と夫が別居していたことを知らない。 ひとりで逝き、 警察官によっ... 続きをみる

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  •  温かい人

    世の中にはとても素敵な人がいる。 全身から温かさがあふれていて あざとさが1ミリもなく、さり気なく優しい。 70代のその人は 田舎によくいるような 素朴に人がいい、 素敵な人だ。 大変なことも 苦しいことも きっとあったはずなのに 今、そこにいるその人は ただ、ただ、温かい。 生まれながらの資質な... 続きをみる

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  •  幸せの裏側

    誰とも一切関わらずに 生きていくことなんてできない。 人間の幸せって 半径5メートル以内の中だけでは完結しない。 ネットで買い物をして 居ながらにして 受け取ることができる便利さは 深夜も荷物を運んでくれる人たちや 人が足らなくても 荷物が過剰でも がんばって配達してくれる人たちのおかげ。 個人の... 続きをみる

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  • 清々しいほど不器用な自分

    相変わらず、自分のできなさに 凹む毎日である。 凹んでは立ち直り、凹んでは立ち直り… しかし、それにも限界というものがある。 いい加減、自分の不器用さが嫌になる。 なんて憐れな人!と思われるのが嫌で 必死に頑張ってきたけれど 違う、違う。 神さまは 私の足らない所を あえて自覚させようとしているの... 続きをみる

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  • 「魔法の黄色い靴」

    録画しておいたNHKの番組を見た。 チューリップの最後のツアーに密着した、 財津和夫さんの番組だ。 チューリップはデビュー50周年。 財津さんは74歳。 芸大の教授みたいな風貌で 若い頃のままスリムで、とても素敵だ。 中学時代、 好きな男の子がチューリップのファンで  カセットテープに 「魔法の黄... 続きをみる

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  •  シニアの言い訳

    陶器市に出かけて なんだかテンションが上がり たくさん食器を買ってしまった。 断捨離はどうした、という話だ乁⁠[⁠ ⁠◕⁠ ⁠ᴥ⁠ ⁠◕⁠ ⁠]⁠ㄏ 買い物をすることが楽しいこともあるが 新しい食器は新鮮でいい。 たくさん買った食器をどんどん洗って 棚に整理したら、1日が終わる。 実りの秋だ。 こ... 続きをみる

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  •  ネイビー&ホワイト

    我が家の外壁はネイビーだ。 そこに配色で白が入っている。 この配色が私の好みだったので 最初からこの配色1択だった。 この家の建築工事は遅れに遅れた。 契約したのが 消費税が上がる直前で 工務店も なんとか契約を取りたかったので たぶん、無理をして工事を詰め込んだのだ。 ようやく 工事が軌道に乗っ... 続きをみる

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  • 年老いた君へのエール

    朝、家の前をお散歩するわんこが何匹かいて そのうちの一匹は、見るからに高齢だ。 後ろ脚がジャンプするみたいな 不自然な歩き方になっている。 そして しばしば 「もう歩けない」とばかりに 座り込んで ゴホゴホ咳き込む。 早朝ではあるが暑いし、しんどいのだろう。 飼い主が高齢なのか 散歩させている方は... 続きをみる

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  •  そんなに急いで何処へ行く

    「石子と羽男-そんなことで訴えます?-」 というドラマが面白くて好きだ。 ゲームにはまった子どもが 親のクレカで課金してしまう、というのは 近年、増えている消費者問題だが 全く違う切り口で この問題を取り上げていた。 キックボードでの事故とか ファスト映画のアップとか 毎回、イマドキの問題を とて... 続きをみる

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  • 「殿さまの茶碗」

    歴史のある、有名な窯の 素敵な湯呑みと茶碗をメルカリで見つけた。 私好みの青色に赤い花。 考えた末に 購入することにした。 届いてみると その湯呑みと茶碗は驚くほど薄く、軽い。 こんなにも薄く軽くできるのか、と 感心しつつ、とても気に入ったのだった。 そうして 熱いお茶を飲もうとその湯呑みに注ぐと... 続きをみる

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  •  誰かが見ていてくれるよ

    朝、登校する子供たちを見守る先生が 腰を屈めて、一人ひとりと目を合わせながら 「おはよう!」と挨拶している。 毎朝、何人もの見守りボランティアさんに きちんと挨拶できない子もいるのだろう。 下を向いたまま、心ここにあらずで 挨拶している子もいる。 先生の背は180センチはある。 一人ひとりに目を合... 続きをみる

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  • 至福のシャンプータイムが見つからない

    土曜日に髪を切った。 暑くなってきたから、というのもあるが メンタル修復の一手でもある。 首が隠れるくらいのボブヘアを ばっさりショートにしてもらうことにした。 若い女の子が髪を洗ってくれる。 私は 昔からシャンプーの上手な女性に 当たったことがない。 色々な美容院に行ってみたが カットの上手な女... 続きをみる

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  •  自分メンテナンス

    月曜日 小さなすり傷に軟膏を塗った。 火曜日 小さな切り傷に絆創膏を貼った。 水曜日 大きな打撲痕に湿布を貼った。 木曜日 打撲痕にひびが入り包帯を巻いた。 金曜日 骨折して、骨接ぎをしてしのいだ。  私の心は 今週、こんな感じだった。 この土日は ボキボキに折れた骨を 拾い集めて 修復する日に当... 続きをみる

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  •  ひたひたと忍び寄る

    私たちが住む世界は コロナというウィルスによって あっという間に 社会の在りようが変わってしまった。 たかがウィルス、 と、どこかであなどっていた気がする。 新聞で マダニが媒介する感染症の脅威について 懸念する記事を読んだ。 マダニは人や動物から吸血する。 噛まれると、 ウィルスや細菌が血中に入... 続きをみる

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  •  5月の風

    ゴールデンウィークになったら、 たくさん撮りためたテレビを見て、 読みたい本をどーんと読もう! と考えていた。 でも、たまっていたものは、他にもあって お風呂周りの掃除とか 衣替えとか 草取りとか、税金の支払いとか… はっと気づくと、 そんなこんなで 休日は過ぎて行く。 こういうものだと気づいたの... 続きをみる

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  •  充電切れでベッドに沈む

    休みの前日はテンションが上がる。 疲れてクタクタで、眠くて仕方ないのに 寝るのがもったいなくて、夜ふかしする。 長男は製造業で働いているので、 原則、祝祭日は出勤である。 ゴールデンウィークの休みは明日からだ。 休み前の清掃日、ということで 今朝は久しぶりに通常勤務になった。 3時50分に起きなく... 続きをみる

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  • アメーバと化す私たち

    明日は休みだ!ゴールデンウィークだ! こんなにも休みが待ち遠しいのは 本当に久しぶりで、新鮮だ。 今朝は 起きるのがしんどかった。 首も痛むし、あちこちが辛い。 訓練の課題は どんどんレベルが上がる。 自分のできなさに凹むし、焦る。 今日、講義の合間の休憩時間に アメーバのように机で溶けている仲間... 続きをみる

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  •  セーラー服の強がり

    高校生のとき、反社会組織の人が集まる、 お葬式に出くわした。 電車を降りての帰り道、 ひとりでトボトボ歩いていると いつも通る、お寺の前に ドラマみたいな光景が広がっていた。 肩を怒らせて ヤクザウォークをする人、人、人… ちょっと経験のない、すごい光景だ。 きっと トップの人とか 幹部の人とか ... 続きをみる

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  • 「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」

    このタイトルの番組をEテレで見た。 自死をテーマにした絵本を 谷川俊太郎さんと イラストレーターの合田里美さんが 何度も意見のやり取りをしながら 完成させていくドキュメンタリーだ。 「ぼく」と名付けられたその絵本は そのタイトルのように 「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」 という言葉から始まる。 自... 続きをみる

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  •  ブログ

    今朝は 次男と夫の部屋に出かけた。 部屋の掃除の最終仕上げだ。 前回の掃除の後、 あちこちを痛めて 憂鬱だった。 次男も  あの部屋に行くと すごく疲れるし 首が痛くなる と言った。 わかるよ。それは心の痛みだ。 夫のことは 誰にも言えなかった。 昔からの友人にも 気にかけてくれる知人にも。 夫だ... 続きをみる

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  •  「家族になろうよ」

    朝、きれいに晴れているのを見て ほっとする。 太陽の光がこんなにも温かくて こんなにも気持ちを穏やかにしてくれると それだけで感謝したくなる。 いつものように ウォーキングに出た。 いつものように 音楽を聴きながら。 いつ入れたのかも思い出せないが 平井堅がカバーしたいろんな楽曲が流れ 神社を過ぎ... 続きをみる

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  • 憐れみは恋の始まり

    学生のとき、 哲学の講義を履修していた。 ある日の講義のテーマは    Pity is akin to love. 「可哀想だたぁ、惚れたってことよ。」 夏目漱石の「三四郎」に出てくるらしく、 教授は名訳だと力説していた。 私は、「坊っちゃん」すら完読できず、 夏目漱石には縁がなかったが、 この言... 続きをみる

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  • 伊賀の者か 甲賀の者か

     ひたひた ひたひた    ひたひた   ひたひた まだ暗い朝の時間、 まるで忍者のように 足音を忍ばせ  音を立てぬように気をつけながら 朝食の準備を始める。 カーテンも開けられない。 雨戸も開けられない。 冷蔵庫の開閉はそ~っと、そ~っと。 やがて 二番目の忍者が起きてくる。   次男だ。 い... 続きをみる

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  • 冬支度

    今年は暖かい日が続いたので 11月になっても まだ厚手のスウェットで過ごしていたのだけれど 今週はさすがに寒い。 まだエアコン暖房は使っていないが、このヒーターは大活躍だ。 これが我が家の定番。 この季節になると、新聞広告で 「陽だまりのような暖かさ」というキャッチコピーが目に留まる。 あの遠赤外... 続きをみる

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  • ごめんよ、ハーゲンダッツ

    そうなのだ。 よくあるやつだ。 自分へのご褒美という名の甘やかし。 仕事をしているとき、あまりにもハードで 毎日がいっぱいいっぱいだった。 だから、休みの前の日は知らず知らずとテンションが上がる。 嬉しくて、いつの間にか 休みの前夜はハーゲンダッツ、というのが定番になっていた。 しかも 仕事のある... 続きをみる

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