センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

発達障害のブログ記事

発達障害(ムラゴンブログ全体)
  •  鬼門は鬼門

    鬼門の1月はやはり鬼門だ。 年末にひいた風邪はなんとか良くなったが 初出勤で気持ちが悪くなり、早退した。 首が痛くて寝返りを打つ度、吐き気がする。 昨日は一日中、吐き気との闘いだった。 途中、肋骨が痛くなったくらいだ。 今朝はどうにか良くなったが 胃の辺りが筋肉痛だ。情けない。 このポンコツな体、... 続きをみる

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  •  世の中の縮図

    日々、子どもたちの様子を見ていると 世の中の縮図だなぁ、と思う。 人間って、 基本、楽な方向、悪い方向へ流れやすい。 施設ではおやつを提供しているのだが 自分の分を取った後に、しばらくしてから こっそりおやつを盗む子どもがいる。 スタッフはみんな気づいているのだが 盗む瞬間を見ていないので その子... 続きをみる

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  • 「ありのまま」を考察する

    ありのままでいい。 ありのままで生きればいい。 そうなんだよ。そう思うんだよ。 でも、それは ありのままを受け入れる寛容な社会が あってこそ。 発達障害の子どもを見ていると ありのままで生きることの難しさを 痛感する。 私たちは 毎日のように その子どもを注意する。 叩いちゃダメ! 蹴っちゃダメ!... 続きをみる

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  •  愛情の砦

    今、勤務する施設には 発達障害の子どもが2人いる。 私が採用されたのは その2人の1年生が入ってくるからだった。 発達障害の子どもは 放課後デイサービスを利用することが多いが 「普通に」と考える保護者は 学童保育に預けるのだろう。 2人共、可愛い子だが 過集中で、他のことが目に入らないし 聞いてい... 続きをみる

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  • 「ブルシットジョブ〜クソどうでもいい仕事」

    前に 新聞の本の紹介欄で このタイトルを見つけた。 「クソどうでもいい仕事」という日本語が 私のツボにはまる。 この本は読んでいないけれど ざっとこんなことらしい。 ブルシットジョブと思われる仕事ほど 賃金が高いが、 エッセンシャルワークのように 人から必要とされる仕事は低賃金である。 それは、何... 続きをみる

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  •  ざわつくこと ②

    文藝春秋の12月号に岩波明氏の記事がある。 タイトルは 「点滴不審死48人 殺人看護師の精神鑑定」 岩波明氏は発達障害の臨床研究などを 主な研究分野としている。著書も多い。 この看護師に対しては 横浜地検が 精神鑑定を行っている。 刑事責任能力を見極め、起訴できるかを 判断するためである。 選任さ... 続きをみる

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  •  カサンドラ症候群

    この言葉の定義を初めて読んだとき 私は 夫にも発達障害があるのでは、と 疑ったことがある。  (LITALICO 参照) 一般的には 夫婦関係での状態を指すことが多いが ジャーナリストの草薙厚子さんによれば、 職場での上司との関係でも使われる。 つまり 上司がアスペルガー症候群だった場合に その下... 続きをみる

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  •  矛盾 ②

    きっかけは 小さな出来事だった。 発達障害のあの女の子の連絡帳が 誰かによって 一部が破られた状態で見つかったのだ。 誰がそれをやっても不思議ではなかった。 あの女の子は 誰かが嫌だと思うようなことをしても 謝ることができなかった。 いつだって 「私は悪くない!」と主張したので 男子からも 女子か... 続きをみる

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  •  矛盾 ①

    発達障害支援法という法律のおかげで 発達障害という言葉は広く認知され 支援の幅も飛躍的に広がった。 長男が発達障害だったこともあり そういう子どもたちをサポートできる仕事を 自分に向いている、と思っていた。 初めて 小学校に支援に入った日、 職員室で電話が鳴った。 教務主任が 少しうんざりしたよう... 続きをみる

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  • 幸せの基準

    長男は発達障害だ。 昔、ほぼアスペルガーだろうと言われたが、 どうしてもその条件に合わない部分があり 確定診断はつかなかった。 その医師は、自閉症の専門家として この地方では有名だったらしく、 当時は初診でも3か月待ちだった。 アスペルガー症候群について その医師はざっくりとこんな説明をした。  ... 続きをみる

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  • 人生は「面倒くさい」

    小学校で支援員をしていた頃、 子供たちから毎日のように聞いた言葉は    「面倒くさい」 だった。 板書をノートに写すとか、 国語で漢字を書くだとか、 とにかく淡々と続けることが    「面倒くさい」のだった。 午後からの書写なんて最悪だ。 給食でお腹はいっぱい。 昼放課で思いっきり遊んで、 5時... 続きをみる

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  • 「道楽みたいな仕事して」

    発達障害の子供を支援する仕事を始めた時、 もう夫とは別居していた。 毎朝、2時間目から入り、 5時間目が終わると、勤務終了だった。 私が支援する子供たちは 自閉症スペクトラムだったり、 ADHDだったり、学習障害だったり… 個性豊かで、 大変なこともあったが、 私はこの子たちが好きだった。 手がか... 続きをみる

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