センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 花とビールとお線香

青色

お盆休み、息子たちの都合に合わせたら、


お墓参りは今日になった。



薄曇りの静かなお昼。


花とビールとお線香。


忘れ物なし。



人の少ない墓地で


長男、次男、私、と順に手を合わせる。


お久しぶり。息子たちを守ってね。



猪が出るという、自然豊かな広い墓地。


良い場所だったね。


貴方の魂はきっと今は安らかだ。



何の根拠もないけれど、


きっと今は安らかだ。


何も恐れることなく、ただ安らかだ。



シニアの働き方としてどうなのさ、


というハードな毎日を越えて来て、


気が緩んだのか、朝は目眩と共に起きる。



思ったより疲れている自分と


どうにか折り合いをつけていく。



お墓参りの後は、スーパーに出かけ、


野菜やらアイスクリームやら籠に入れて、


大荷物になっても平気。



2人の息子は執事のように荷物を抱え、


私はひとり、ほくそ笑む。



ポンコツも悪くないな。


誰かに助けてもらえるっていいな。



スペシャルじゃない、


なんてことないお休み。



ちょっと自分を労って、


ちょっとホッとするお盆休み。


私たちは黄昏を歩くセンチメンタル同盟

 たまには自分を褒めてみる

青色

昨日の夜、


さぁ、ゆっくり寝よう!とベッドに入って


ふと心の中でつぶやいた。



よく頑張った!


達成感のようなものが心に満ちて、


自分で自分を褒めたくなった。



長い夏休みの始まりを


慌ただしさと憂鬱な気持ちとで


スタートし、日々があっという間に過ぎた。



勤務先に着くのは7時22分。


ひと息つく間もなく、あれやこれやと


仕事をやっつけていく。



7時半を過ぎると、次々にこどもたちが


やって来る。


10時を過ぎる頃には50人超えである。



走り回るこどもたちを怪我させないように


何度も注意し、喧嘩を止め、


汗だくの毎日だ。



くそばばぁ上等!


開き直らないとやっていけない。


メンタルが弱いと務まらない職場なのだ。



仕事を終えて、家に帰り着くと


もう何もする元気がない。


どんどん家の中が荒んでいく。



お盆休みだけを楽しみに


なんとか頑張ってきた。



別に予定は何もない。


帰省の次男に呆れられぬよう、


土日は掃除と片付けに追われた。



昨日、なんとか夕方までに掃除を終え、


なんとかお正月のレベルに家の中を整えた。


なんとかなるものである。



食事の支度をし、駅まで次男を迎えに行き、


どうにか私のミッションは完了した。



夜、ゆっくりお風呂に浸かり、


やっとこさベッドにたどり着き、



あぁ、よく頑張った!と心の中でつぶやく。


スペシャルなことなど何にもないけれど、


とにかく頑張った。



自分で自分を褒めたい夜、


たまにはそんな夜もいい。



クタクタのからだと


しあわせな気持ちと


私のお盆休みもなかなか悪くない。

私たちは黄昏を歩くセンチメンタル同盟

 正しい選択

青色

運を持っている人、とか


ツイてる人、とかはいる。



今年の初め、


次男は、木村拓哉さんの舞台挨拶がある、


主演映画の完成披露試写会に応募した。


同日にある、カーペットアドバンスにも


応募した。



なかなかの狭き門だと思うのだけれど、


次男はどちらの抽選にも当たった。


「今年の運を使い果たした」と


次男は驚いていた。



私は、と言えば、


こういう運には全く恵まれない。


神社のおみくじでさえ末吉常連さんなのだ。



くじ引きとか抽選とか、


全く当たる気がしない。


そう思う人には、運は寄って来ない。



今年の運を使い果たしたはずの次男は


山下智久さん主演映画の舞台挨拶付きの


完成披露試写会にも応募した。


そして、またもや抽選に当たった。



生山Pに会えるなんて、


運を使い果たしてもおつりが来る、


というものだᕙ⁠(⁠ ⁠ ⁠•⁠ ⁠‿⁠ ⁠•⁠ ⁠ ⁠)⁠ᕗ



そして、この6月…


山下さんの舞台挨拶付き映画チケットの


抽選があるから応募したら?


と次男からLINEが来た。



背中を押されて応募はしたけれど、


全く当たる気がしない。


なんせ末吉常連さんである。



そうして、


やっぱりと言うか、当然と言うか、


見事に抽選に外れた。



しかし…山Pファンの私のために、


次男もこっそりと応募してくれていた。



そして、


まだまだ運を使い果たしてないことを


証明して見せたのだった。



3回ある舞台挨拶の1回目に


見事に当たったのである。



やった〜!という気持ちよりも、


ちょっと困ったぞ、という気持ちが


勝った。



抽選結果は舞台挨拶の2日前にわかる。


しかも夕方以降だ。



舞台挨拶は平日にある。


しかもその日、その時間帯は


バッチリ仕事が入っている。



突然、仕事を休んだら迷惑がかかる。


どうしよう…



あれこれ悩んだけれど、


どうにか人手は足りそうで…


エイヤッと休むことに決めたのだった。



だって、生山Pだぞ?


この先、2度とこんなチャンスはないぞ?


なんたって末吉常連さんなんだから。



あたりまえのことを注意しただけで、


こども達から「クソババア!」と言われ😓



自分のこどもの言い分しか信じない、


保護者のクレーム対応に追われ😭


理不尽、理不尽、理不尽の毎日である。



選ぶでしょ?生山P🥰



というわけで…


とても正しい選択をした末吉常連さんは、


キラキラの生山Pに会えて


素敵な時間を過ごせましたとさ。



めでたし、めでたし🙆

















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