センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

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今朝は 次男と夫の部屋に出かけた。


部屋の掃除の最終仕上げだ。



前回の掃除の後、


あちこちを痛めて 憂鬱だった。



次男も 


あの部屋に行くと すごく疲れるし


首が痛くなる と言った。





わかるよ。それは心の痛みだ。







夫のことは 誰にも言えなかった。



昔からの友人にも



気にかけてくれる知人にも。




夫だって 死にたくて死んだわけではない。




それでも 病院での死とは違う。



同じ建物に住む人からは



一切クレームはなかったが



遺品整理と清掃のために業者が入ると



その声や音を気にして



近隣から何度も人が見に来たと



次男が言っていた。




ご迷惑おかけして申し訳ありません




と、次男が頭を下げたのだと言う。




 ごめん、それはお母さんの役目だったよ。




悪いことをしたわけでもないのに



常に 人目を忍ぶみたいな 犯罪者みたいな 



そんな日々だった。




夫の部屋に行くと疲れるのは



そんな理由もあった。






今朝、目が覚めたときは曇り空で



起きるのが嫌になるくらい憂鬱だった。



だから



ベッドの中で 何気なく開いたブログに



コメントを見つけて、



その温かい言葉に 泣きそうになった。




私は 誰にも言えないことを



ここに書くことで



自分の気持ちを整理できていた。



書くことが 救いになった。




そして



コメントを下さる方たちの温かくて



優しい気持ちに触れて



本当に慰められた。







私は やっぱり



まだ、夫の死を話せない。




でも ここで 



誰かが受け止めてくれて



気持ちを寄せて下さることに



光をいただいている。



感謝の気持ちでいっぱいだ。







   ブログをやっていて 



    本当に 良かった。