センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 社会への信頼度


フランスは、先進国の中では出生率が高い。



第一次大戦で人口激減を経験したフランスは


伝統的に子育て支援が手厚く


子どもの数が多いほど所得税の負担が減る。



子どもを育てる環境は整っている。


しかし、それでも出生率は減少の一途だ。



そんな新聞記事が目にとまった。



日本では、「異次元の少子化対策」を


ぶち上げた。



しかし、このフランスの例を見る限り


社会保障の問題だけではないようだ。



社会学者のジャン・ビアール氏は


見事に的を射た言葉で指摘する。



「出生率は社会への信頼度を測る物差しだ」



お金をバラまいたらOKってことじゃない。



異次元、異次元って言うんじゃないよ。



普通に国民が幸せだったら


普通に国を信頼していたら


普通にこの国に希望があったら



子どもを産んで育てたい人が増えるはず。



https://www.instagram.com/reel/Cut6ymgJe-0/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==



何がホントで 何が嘘?




もう「異次元キャンペーン」はうんざりだ。


産めよ、育てよ、って?



平和憲法の塗り替えとセットで


富国強兵キャンペーンとしか思えない。



未来の子どもたちのために?



   ばっかじゃないの?