人間って 切ない生きものだなぁ と思う。 日曜日に 「鎌倉殿の13人」を見ると いつも 切なくなる。 嫉妬したり 疑心暗鬼になったり 裏切ったり 裏切られたり 信じたい気持ち 愛されたい気持ち それぞれの場面で流れる音楽が また見事に切なくて 美しい いつの時代も 人間って 優しくて 愚かで 醜く... 続きをみる
2022年5月のブログ記事
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毎日、1日が終わると 頭の中のカレンダーに❌を書き込む。 そうやって 必死に明日につなぐ。 だから、週の始まりはキツい。 2日頑張ると 次は週中が辛い。 もうドロドロに疲れてくる。 金曜日までのカウントダウンは 実はあっという間だ。 週末というゴールを目指して ひたすら走る。 必死に走っていると ... 続きをみる
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昨日、私はとても元気だった。 待ちに待った金曜日だ。 明日は休みだ!というそのゴールが ヘロヘロの体に力をくれる。 苦手な課題も少しずつ進み始めた。 ソロリソロリと進歩はしている。 掃除を終えて 訓練校を後にするとき 皆が笑顔でガッツポーズだ。 良い週末を! と声を掛け合い、帰路につく。 あ〜... 続きをみる
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おてんとさまが見ているよ、とか おてんとさまに恥ずかしくないように、とか 昔の人の教えというのは 大事な人生の指針になることがある。 誰も見ていなくても おてんとさまが見てる。 人間なんて たかが知れてるから こういう見えない何かに 畏怖の念を持つことは 大事だ。 何年も前になるが ある金融機関... 続きをみる
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職業訓練校は あくまで就職することを目指す所なので 当たり前だが なかなか厳しい。 スケジュールが割とタイトで どんどん前に進んでいき、 どんどんハードルが上がる。 凹んでいる暇もないので、 みんな必死に課題をこなしていく。 そんな中で ジョブカードを書いて、 提出することになった。 学歴や職歴、... 続きをみる
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朝のウォーキングが辛くなってきた。 あまりにも疲れすぎているし、 平日は時間のゆとりがない。 それでも、 自分に喝を入れて なんとか歩き出す。 犬の散歩に出かけるご夫婦とすれ違うと いいな、私にはないしあわせだな、と思う。 私は今の暮らし方が気に入っているし 特に不満もない。 でも、やっぱりその幸... 続きをみる
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「未来への10カウント」というドラマの中で 木村拓哉さんが演じる桐沢は 母校で非常勤講師となるが、 他の常勤教師と 職員室での居場所を分けられる。 大事な個人情報があるので、 常勤スペースには入るな、と言われるのだ。 この場面は 学校という所をうまく表現していると思う。 教師というのは、 全てが正... 続きをみる
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あの子は 夏休みが終わって 二学期が始まる頃には どうにか 鉛筆もスプーンも正しく持てるようになって 階段も 介助なしで歩けるようになった。 しかし 紙パンツは まだ外せなかった。 驚くべきことだが あの子は学校にいる間に排尿しないことも 度々あった。 ここまで膀胱に貯めておけるのなら、 紙パンツ... 続きをみる
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あの子は シャイなアラレちゃん、といった感じの子で みんなに愛された。 1学期の間 学校の廊下で、階段で、運動場で、 クラスの子だけでなく 学年を超えて たくさんの子たちに 声をかけられた。 まるでアイドルのように 名前を呼ばれ、手を振られ、ハグされた。 大人の私から見ても あの子はなんとも言え... 続きをみる
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前に 新聞の本の紹介欄で このタイトルを見つけた。 「クソどうでもいい仕事」という日本語が 私のツボにはまる。 この本は読んでいないけれど ざっとこんなことらしい。 ブルシットジョブと思われる仕事ほど 賃金が高いが、 エッセンシャルワークのように 人から必要とされる仕事は低賃金である。 それは、何... 続きをみる
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以前、 障害のあるお子さんを持ったタレントさんが 障害があっても、 普通学級のハードルは高くない、 ぜひトライして欲しい、という エッセイを書いていた。 そのタレントさんのお子さんは 普通学級で楽しく過ごせているのだろう。 ノーマライゼーションの観点からは 障害があっても 普通学級へという選択肢... 続きをみる
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訓練後の掃除をしているとき 息子世代のイケメン男子が何事か叫ぶ。 「わぁっ!」 「無理!マジ無理!」 何がマジ無理なのかしら? と、おせっかいおばさんが覗いてみると 彼の持つモップに4センチほどのゲジゲジが… ウソ! このコが無理なの?怖いの? このイケメン男子は 無口だが、よく気がつくし、器用だ... 続きをみる
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「生計を維持されている」とか 「同一生計であること」とか そういうことが重要だなんて 考えたことがなかった。 たぶん、普通に夫婦として家族として 暮らしている人は考えたことがないだろう。 前にコメント欄で書いたことがあるが 遺族年金は誰にでも貰えるわけではない。 「生計を維持されていること」が 必... 続きをみる
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私は携帯を2台持ちしている。 どちらもアンドロイドだ。 去年、まだ務めていた頃 夕方から大雨が降った。 ゲリラ豪雨と言ってもいいくらいの ものすごい雨だった。 大雨に弱い鉄道を利用しており その日は やはり電車は止まってしまった。 帰ることができず、途方に暮れていると 同じ職場の人が送ってくれるこ... 続きをみる
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何か重たいモノが肩に載っている。 その重たいモノが私を憂鬱にさせる。 税金である。 昨日、届いた市役所からの2通の郵便物。 最初に開封した方には 47600円の還付金があると書かれている。 やった~! これから固定資産税の支払いがあるので、 還付金はありがたい。 2通目の郵便物は 夫の納税通知書だ... 続きをみる
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アメリカ版「プレイボーイ」に掲載された、 ヘアヌード写真を私たちに見せた教授は ある日の講義で 家事労働に対する月収はいくらになるのかを 私たちに書かせた。 それを回収してチェックした教授は 「貴方たちの考える家事労働の値段は こんなものなの?」 と、本気で怒った。 多くの学生が 5万円程度と低... 続きをみる
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学生のとき ちょっと個性的な女性教授がいた。 上野千鶴子さんみたいな方で 何の講義だったのか全く思い出せないのだが 当時、まだヘアヌードが解禁されてない頃で この先生は、それを不服としていたようだ。 ある日、 アメリカ版の「プレイボーイ」を 講義中に学生に回して見せた。 グラビアはヘアヌード写真だ... 続きをみる