センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

2023年1月のブログ記事

  •  ありえない

    何がエコなんだかわからない。 何がクリーンなんだかわからない。 人の力で制御できないものを これから先も ずっと使い続けようだなんて 核のゴミは埋めてしまえば解決か? いちばん埋めてはいけないゴミではないか? 全部を未来に丸投げだ。 こんな危ない未来の国で 子どもを産みたい、育てたいって 国民が望... 続きをみる

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  •  理屈はいらない

    1月中旬、 法政大前総長の田中優子さんは新聞に 「反戦準備」というタイトルで寄稿し、 私たちに呼びかけている。 「反戦の準備をしよう。」と。 田中さんは言う。 敵基地攻撃能力保有、軍事費の倍増、 原発の継続と新設、日本学術会議への介入、 これらは全て、 日本が戦時体制に入りつつある、 ということを... 続きをみる

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  •  寒波のアクシデント

    実家の管理する建物で 水道管が破裂した。 この猛烈な寒さだ。予想できたことだ。 天気予報でも、新聞でも、 あんなに警告していたではないか。 兄と母は旅行中である。 この厳寒期に車で8時間もかかる、 雪の多い地域に出かけている。 ここが私には理解できないところだ。 仕事の前日に帰るのに そんな雪の多... 続きをみる

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  •  木村拓哉まつり

    映画の宣伝で 今週は毎日のように木村拓哉さんが テレビに出ていた。 これを私は「木村拓哉まつり」と呼ぶ。 若い頃も素敵だったが 年齢を重ねても魅力的だ。 次男は彼のファンで ライブツアーには3回も出かけた。 もちろん、昨年の「岐阜信長まつり」も 応募した。当然、外れた。 私は予約録画でしかテレビを... 続きをみる

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  •  なんとなくブルー

    この大寒波の中を ハローワークで紹介状をもらって 面接に出かけた。 片道1時間ちょっと。 電車とバスを乗り継いで行くのだが バスの本数が少なく 土地勘がない上に 方向音痴なので、帰りは苦労した。 バス停は寒い。電車の駅も寒い。 家に帰ってからも  芯から冷えた体は ずっと冷たいままだ。 おまけに首... 続きをみる

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  •  寒波

    先週末からずっと祈っていた。 「どうか雪が積もりませんように」 あまり積雪のない地域に住んでいるが それでも昨年末の雪はかなり積もった。 雪に慣れない地域なので 積雪のある朝は救急車やパトカーの音が 辺りに響き渡る。 歩道橋は最悪だ。 新雪のうちはいいが、踏み固められると ツルツルすべる。 やがて... 続きをみる

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  •  隣のアニキ

    我が国のトップは 隣のアニキに褒められたそうだ。 敵基地攻撃能力の保有や 防衛予算倍増を明記したことを 「果敢なリーダーシップ」と 称賛されたのだそうだ。 隣のアニキは褒めてくれるよね。 だって、思惑通りなんだから。 でも、国民の多くは 果敢なリーダーシップだなんて認めない。 アニキのパシリとしか... 続きをみる

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  •  言いたいことは言いたい

    コロナワクチンによる副作用について というか 弊害について 一部の医師が検証し発言するようになった。 それが正しいか否かはわからない。 わかないけれども 看過できない問題である。 ワクチンの副作用による後遺症や死亡が 現場にいる医療従事者が懸念を抱く問題なら 国は精査して、国民に知らせるべきだ。 ... 続きをみる

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  •  左側の席にすわる

    毎年、鈴木保奈美さんはこの時期に 英語の共通テストにトライして採点し インスタグラムにアップする。 昨年も高得点だったが、今年も素晴らしい。 才色兼備とはこういう人のためにある言葉だ と思う。 さて、そのコメント欄をスクロールすると 「左翼新聞をとってることに驚く…」 というコメントが目に入る。 ... 続きをみる

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  • Give Peace A Chance〜平和を我等に〜

    ジョン・レノンは 反戦、平和を歌ったために 時の政府から睨まれ、監視された。 反戦、平和を歌ったのに 銃という暴力で命を失なった。 彼は銃も持たず 暴力にも訴えず ただ、平和の歌を歌った。 ジョンの歌の力は 人々を戦争反対の大波へと導き 大国アメリカの大統領さえたじろがせた。 カッコいいぜ、ジョン... 続きをみる

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  • 「Imagine」〜 ただ今日を生きてる〜

    この曲を初めて聴いたとき 私は中学生だった。 お昼の校内放送でも流れた。 最初に聴いたときは なんだか生ぬるい曲だな、と思った。 そのメロディが とても穏やかだったせいかも知れない。 今、この曲の歌詞を改めて読むと この穏やかなメロディにこそ 意味があったのかも知れない、と思う。   殺める理由も... 続きをみる

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  •  ささやかな喜び

    ずっと前に 理系の男子高校生がネットに投稿していた。 使い捨てカイロは 数時間使ったあと ビニール袋などに入れて密封させれば 長持ちさせることができる、と。 一昨夜、ふとそのことを思い出し 朝から使って、まだ温かい使い捨てカイロを 夕方、家に帰ってから 密封してみた。 翌朝、冷たくなっているそのカ... 続きをみる

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  •  寒さ厳しき折

    「さっむいねー!」 が挨拶代わりになるこの頃である。 ヒートテックも普通のから極暖へ、 極暖から超極暖へと更新していく。 100均で課題に必要な買い物をしていたら、 モコモコした靴下が目に入った。 真っ白なうさぎのような靴下だ。 あまりに寒い日だったので その靴下を買うことにした。 100均の靴下... 続きをみる

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  •  猫のふりかけ

    自分のために福袋は買わないが 猫のための福袋は毎年買う。 普段は買わないような物が入っていて コタロウにとっても新鮮なようだ。 そのうちのひとつをぼんやり見ていたら 書いてあることに引っかかった。 それは 猫のためのふりかけなのだが 「家族の一員である愛猫のために、  食品と同じ品質でつくりました... 続きをみる

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  •  きれいごとで行こう

    世の中はそんなに甘くないのだから、と きれいごとを笑う向きもあるけれど。 きれいごとも言わなくなったら 人間はおしまいだ、と私は思っている。 本音を全てバシバシぶつけることが 人間らしさだとは思わない。 面白ければ 何をしても 何を言っても いいわけじゃない。 裏切られた、と思ったら その報復に ... 続きをみる

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  •  アンパンマンみたいに

    世の中には 人にいじわるをしないではいられない、 という気の毒な人間が存在する。 言わなくてもいい棘のある言葉 しなくてもいい仲間外れ 子どもであれ 大人であれ 必ず存在する、いじわる。 誰かの顔を曇らせたり 悩ませたり そういうことに喜びを見出す気の毒な人。 そういう人に 自分の大事な毎日を渡す... 続きをみる

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  •  私の半分

    お正月気分もすっかり抜けて いつもの日常に戻ったとき 1枚の寒中見舞いが届いた。 中学時代からの友だちだ。 彼は喧嘩友だちみたいなクラスメイトで 私の親友と付き合っていた時期もあり ずっと 本音で話せる仲間だった。 そして、ずっと友だち以上恋人未満だった。 彼は 話も面白く、魅力的だったので 男子... 続きをみる

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  •  命日

    あれから1年だ。 去年のあの日は とても寒くて まだ、雪が残っていた。 あの胸を刺すような救急車のサイレンの音 冷たい風 制服の警官たち 夜の警察署のベンチ 忘れることのない嵐のような1日。 世の中の人たちが いちばん望まない形での死だ。 でも、もしかしたら 夫はようやく  平穏な場所に行けたので... 続きをみる

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  •  心の隙間

    イギリスのヘンリー王子が書いた本が 話題になっている。 「スペア」って 悲しいタイトルだ。 家族間のあれこれはともかく 従軍して、タリバンを25人殺害した、という 話は 何故書く必要があったのだろう。 タリバン側のコメントにあるように 配慮に欠ける「自慢話」と 捉えられても 仕方がない。 従軍して... 続きをみる

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  •  言葉の魔法

    この年齢になって 自分が実はものすごく不器用であることを 知り、自己肯定感は氷点下だった。 でも、うまくできないことを 少しでもできるようにとがんばっていたら とても良くなった、と褒められた。 なかなか褒められることなどなかったが 素直に とても嬉しかった。 いくつになっても褒められるのは嬉しい。... 続きをみる

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  •  マイナポイント

    年始に兄のマイナポイント申請を手伝った。 と言うか ほとんど私が入力した。 兄は理系頭のくせに  スマホやPCでの作業にめっぽう弱い。 あれこれと進めるうちに 母の分も、ということになったのだが 母はマイナポイントを使えるカード類を 全く持っていない。 仕方がないので よく行くスーパー系のカードを... 続きをみる

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  •  「運」で曲がるドライバー

    それは私のことだ。 若い頃から車の運転が苦手である。 自動車学校に通っているとき もうすぐ卒業という一般道での教習中、 担当教官が言った。 「おまえは運で曲がってる」 交差点を右折した直後の言葉だ。 自分では全く自覚がなかったが きっと危なっかしい運転だったのだろう。 同時期に免許を取った私の友人... 続きをみる

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  •  末吉も悪くない

    神社で引いたおみくじは やっぱり、と言うか 予想を裏切らない、 末吉である。 大吉を引くぞ!という思い入れもないし たぶんそんなものだ、と思っているので 末吉に愛されてしまうのだろう。 今まで 大吉を引いたことは1度しかない。 若い頃、デートで出かけた神社で 大凶を引いたことさえある。 大凶を引い... 続きをみる

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  •  絵馬の願い

    初詣ではもう済ませていたが おみくじが欲しくて 神社に出かけた。 特定の宗教に信心もない私であるが おみくじに書かれていることは なんだか素直に受け止められるのだ。 時々 霞がかかったように 不安で 怖くて 前に進めなくなる。 どんなものでもいいから すがりたくなる。 宗教に傾倒していく人の気持ち... 続きをみる

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  •  赤い帽子とマフラー

    母に頼んで 帽子を編んでもらった。 前に私が編んだマフラーと同じ毛糸で。 自分で帽子も編めるけれど、 母に編んで欲しかった。 私はかぎ針編みはできないけれど 母はかぎ針編みが得意だ。 忘れてしまうことが増えている母だが 帽子は忘れずに あっという間に編んでくれた。 きれいな真っ赤な帽子。 おそろい... 続きをみる

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  • 「愚直に」お願い申し上げます

    一昨日の総理大臣の年頭記者会見で 「愚直に挑戦」という言葉があって きっと この方は「愚直に」という言葉が お好きなんだろうな、 ても、こういう言葉が似合わなくなったな、 と思った。 総理大臣に就任後の 阿川佐和子さんとの対談を読んだとき 真面目で誠実な感じがして、好感を持った。 国会で、自分がヤ... 続きをみる

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  •  持ち時間

    昨日は夕方、次男を駅に送って行った。 ほんの少し寂しいけれど、 ほんの少しホッとする。 「嫁」として過ごした若い頃のお正月より ずっと自由で ずっと楽なお正月だったが それでも それなりに家事はあるし それなりに 縛られる。 私は、ここ数年でようやく気づいた。 いつも年末になると 「お正月になった... 続きをみる

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  •  嫁業終了

      お正月休みもあっという間に終わる。 実家が自営業だったせいで、子どもの頃は お盆休みもお正月休みもなかった。 サラリーマンの夫と結婚して、人並みに 嫁として過ごすお正月休みを経験した。 12月後半の休みは大掃除に費やし 義父母や義姉家族御一行様のために おせちを用意しておもてなしする。 やれビ... 続きをみる

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  •  伏魔殿にNoと言え

    昨日書いた、「石つぶて」は 沖縄サミットの準備場面が描かれているが、 その予算案に驚愕する。 そして、その予算を扱う当事者の あまりにも世間とズレている金銭感覚にも そこから貢がれる側の人間の下劣さにも 驚きを通り越して、呆れるしかない。 国民の血税が 湯水のように この狡猾で下劣な人間たちに 浪... 続きをみる

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  • 「石つぶて」

    お正月は、 TVをいっぱい見よう!と決めていた。 amazonプライムビデオで 選んだのは「石つぶて」というドラマだ。 これは小渕内閣当時、 世間を騒がせた外務省横領事件の ノンフィクションだ。 単なる個人の横領事件と思われたが 実は 外務省の外交機密費から 官邸に裏金として 巨額のお金が上納され... 続きをみる

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  •  初春月

    昨年、「1月は鬼門」という記事を書いたら 本当に鬼門であることを思い知ることになり この月を迎えることが怖かった。 大晦日の夕方まで大掃除に追われ やれやれ、と紅白を見て 新年を迎えた。 寒さも少し緩み、穏やかな新春である。 いつも忙しい中でも黒豆を煮て おせちや雑煮の用意をしていた母は 忘れてし... 続きをみる

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