センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 されど凡人の日々


困ったな。


初出勤は体調不良でつまづいてしまい、


三連休を過ぎても気持ちが上向かない。



蕁麻疹は良くなったかと思えば、


また、真っ赤に腫れたり…で


食べる物にも慎重になっている。



やれやれ…┐⁠(⁠‘⁠~⁠`⁠;⁠)⁠┌


自分のトリセツが必要なシニアである。



昨日、鬱々とした自分を持て余して


髪を切りに行った。


さっぱりして、少し気持ちが上向く。



その上向いた気持ちのまま、


神社に行き、おみくじをひいた。



一番とある。



お〜、一番!良いではないか。


一番で末吉だったら笑えるぞ。



なんと言っても、私は末吉コレクター。



自慢じゃないが、


大凶だって引いたことがある。



さてさて、今年はどうなるか?



大事におみくじを持ち帰り、


寝る前に開いて見た。



ん?あれ?大…吉…?ヾ⁠(⁠*⁠’⁠O⁠’⁠*⁠)⁠/



お〜、これが噂の大吉くん!


やっと会えたね!



思えば長〜い末吉時代であった。


もう、がっかりしたりもしないくらい。



嬉しい。大吉くんは素直に嬉しい。


たかがおみくじ、されどおみくじである。



それでも、末吉コレクターの私は考える。



落ち着け、落ち着け。


舞い上がってはいけない。


末吉くんあっての大吉くんなのだ。



大吉くんは教えてくれる。 



「心の幸福は感謝の念から湧き出でて、


 身の幸福は祈りによって


 ますます光り輝きます。」



感謝しよう。今日を生きてることに。


祈ろう。身の丈に合った幸福を。



さぁ、気が向かない出勤ではあるけれど


働けることにも感謝することとしよう。



凡人はまだまだ修業が必要なのだった。