そんなに急いで何処へ行く
「石子と羽男-そんなことで訴えます?-」
というドラマが面白くて好きだ。
ゲームにはまった子どもが
親のクレカで課金してしまう、というのは
近年、増えている消費者問題だが
全く違う切り口で
この問題を取り上げていた。
キックボードでの事故とか
ファスト映画のアップとか
毎回、イマドキの問題を
とてもわかりやすく取り上げている。
特に
今、問題になっているファスト映画の回は
考えさせられる内容だった。
みんなにウケるのなら
何をしてもいいわけじゃない。
多くの人が関わり
大事に作り上げた映画を
短く切り刻んで ネットで流すなんて
不粋以外の何物でもない。
第一、そんな見方をして 何がわかる?
そんなに急いで 何を求める?
同じ映画を3回くらい見て
さらに カットされた場面も見て
なるほど そういうことか と
わかることがある。
何でも効率良く、なんて味気ない。
音楽も
短いイントロが好まれるらしい。
何だろう?
待っていれば ちゃんと締まるのに
エレベーターの開閉ボタンを
何度も押すのと 同じ心理なんだろうか。
そんなに急がないで のんびりいこうよ。
私たちは ただでさえ情報過多。
たぶん 脳が息切れしてるよ。
私は ネットニュースの速さより
新聞をじっくり読める時間を
大事にしたい昭和のおばさんなのである。
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