センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

2022年2月のブログ記事

  •  矛盾 ②

    きっかけは 小さな出来事だった。 発達障害のあの女の子の連絡帳が 誰かによって 一部が破られた状態で見つかったのだ。 誰がそれをやっても不思議ではなかった。 あの女の子は 誰かが嫌だと思うようなことをしても 謝ることができなかった。 いつだって 「私は悪くない!」と主張したので 男子からも 女子か... 続きをみる

    nice! 42
  •  矛盾 ①

    発達障害支援法という法律のおかげで 発達障害という言葉は広く認知され 支援の幅も飛躍的に広がった。 長男が発達障害だったこともあり そういう子どもたちをサポートできる仕事を 自分に向いている、と思っていた。 初めて 小学校に支援に入った日、 職員室で電話が鳴った。 教務主任が 少しうんざりしたよう... 続きをみる

    nice! 41
  •  暮らし方の選択

    次男があっという間に引っ越して行き 時々、入れた荷物の確認とか、 引っ越し後の進捗状況がラインで来る。 新しい住まいはひと言で言えば     「せまっ!」 本人の感想だが、私の感想でもある。 2年前まで住んでいた東京の住まいもやはり 狭かったが、それよりさらに狭い。 夫の住んでいた部屋の半分程の広... 続きをみる

    nice! 47
  •  大人の課題

    前に  きたやまおさむさんが新聞に書いていた。  〜大人の課題とは  誰にだってある差別感情や  「イジメたい」という思いを、  抱え込んで生き続けることだろう。〜  つまり、表と裏という自己矛盾を  誰もが抱え込んで生きている、  ということだ。 高校生のとき  人の悲しみを共に悲しむことはたや... 続きをみる

    nice! 44
  •  貴女へ

    おかえりなさい。 ブログを少しお休みされてた方へ。 タイムラインを見て嬉しかった。 また、素敵な写真やブログを楽しみに しています。 消えないでね。 今、ふさぎ込んでいる方へ。 大変な人間関係の中で いつもがんばっていて… たまたま いっしょに働く人が 残念な人たち、というだけで きっと 貴女のこ... 続きをみる

    nice! 40
  •  祈ることしかできないけれど

    夫が亡くなったばかりの頃は 真夜中に目が覚めて 苦しかった。 ようやく 真夜中の苦しさは無くなったが 最近は 明け方に目が覚めて 理由のわからない不安と緊張で 爽やかに朝を迎えることができなかった。 昨日の夕方 外からの帰り道、我が家の2階をふと見ると 次男の部屋の灯りが見えた。 もう、しばらくは... 続きをみる

    nice! 40
  •  夫の足跡

    昨日、次男とお寺に出掛けた。 納骨の契約のためだ。 ご住職ではなくご子息が対応して下さった。 場所を選ぶために外に出ると 一匹のハチワレ猫が大きな声で鳴いている。 子猫期をどうにか過ぎたくらいの猫だ。 お寺の前に餌付きで捨てられたのだと言う。 中で飼っている犬も 同じように捨てられていたらしい。 ... 続きをみる

    nice! 48
  •  眠る場所

    自分がこの世からいなくなったら 眠る場所はいらないから、 自然に還りたいと思っていた。 樹木葬とか 散骨葬とか しかし 実際に樹木葬墓地に見学に行ってみると 自分が思っていた場所とは違っていた。 本当に 樹木の下で土に還るのなら と思っていたけれど どちらかというと お墓をコンパクトにした感じなの... 続きをみる

    nice! 35
  •  前に進むしかない

    次男が東京に行く日が近づいてきた。 今日、引っ越し社が荷物を載せて行った。 引っ越しが近づいているというのに  彼は 先々週は広島に 先週は名古屋×2で 木村拓哉のライブに出掛けた。 3回も行く必要があるのかと思うが 当分は行けなくなるからということらしい。 昨日は「ウェストサイドストーリー」を ... 続きをみる

    nice! 39
  •  Hallelujha

    一昨日からずっとこの曲が 繰り返し頭の中を流れている。 この曲をアップして下さった方がいて それを聴きながら 私もこの曲を フィギュアスケートで 初めて聴いて 感動したのを思い出した。                Hallelujha まだ、試合ではボーカル入りの曲は 使えなかった頃で エキシビ... 続きをみる

    nice! 40
  •  2月は逃げる

    中学1年生のとき 3学期が始まると 英語の先生が言った。 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。」 3学期はあっという間に過ぎるよ、と。 大人になってみると あのときの先生の言葉がよくわかる。 夫が亡くなって 1か月が過ぎたとき 次男が聞いた。  この1か月は早かった?長かった?  どちらだろう... 続きをみる

    nice! 34
  •  「寒気がする」

    「なぜ諦めたのか。」 と、選手に問いかけることが そんなに冷酷なことなんだろうか。 組織のトップに 世界中に配信される公のコメントで 「寒気がする」とまで 言われなければいけないことなんだろうか。  あの状況において  まだ15歳の少女に  あんなことを言うなんて と、メディアはこぞって叩くけれど... 続きをみる

    nice! 33
  •  中学生レベル

    毎日、中学の数学と格闘している。 2次方程式とか 因数分解とか ルートとか 公式もすっかり忘れていて 数学が大嫌いだったことを思い出す。 これは私が昔、次男に購入したものだが、 あまりに私ができないので 次男が引っ張りだしてきた。 ものすごくわかりやすい本で 選んだ自分を褒めたいくらいだが 彼はあ... 続きをみる

    nice! 33
  •  やらない理由を探さない

    求職活動に関連して ある試験を受けることにした。 もうほとんど思いつき、というか 自分のアンテナに引っ掛かったことは とりあえずチャレンジしてみようかと 考えたのだ。 いつも やらない理由ばかり探して 自分に言い訳していた。 だから無理だよね と。 年末、 夫に投函を頼まれた年金手続きの書類は 夫... 続きをみる

    nice! 46
  • 「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」

    このタイトルの番組をEテレで見た。 自死をテーマにした絵本を 谷川俊太郎さんと イラストレーターの合田里美さんが 何度も意見のやり取りをしながら 完成させていくドキュメンタリーだ。 「ぼく」と名付けられたその絵本は そのタイトルのように 「ぼくはしんだ じぶんでしんだ」 という言葉から始まる。 自... 続きをみる

    nice! 41
  •  心地よい音楽

    いろいろなことが同時進行の なんだか不思議な時間を生きている。 長いような 短いような 昨日 あるブロガーさんがアップしてくれた 「集中力高める音楽」というのを聴いた。 気持ちよくて ずっと聴きたくなる。 自分の中の  黒だったり グレーだったり 汚れて澱んだ何かが きれいな水で流されていくような... 続きをみる

    nice! 39
  •  自分の心に巻く包帯

    昔、長男はいじめにあっていた。 中学生の頃のことだ。 笑い者にされたり モノを隠されたり よくあるパターンは全て経験した。 まだ いじめられる側にも問題がある と、あたりまえに言われていた頃だ。 学校は 現行犯で捕まえないと証拠がない と言い、解決には消極的だった。 年に2回ほど受診していた、発達... 続きをみる

    nice! 45
  •  生前整理

      信用情報の開示報告書が全部揃った。 3社ある信用情報調査会社の中で CICがいちばん情報量が多いとされるが 3社から開示を受けるのが安心だ。 それでも  銀行系の調査会社には 夫の連帯保証人としての情報は 登録されていなかった。 全金融機関を網羅しているわけではないので これは仕方がない。 少... 続きをみる

    nice! 46
  •  還る場所

    別の会社の樹木葬のパンフレットを見ながら どうしたものかとため息をつく。 「利用期間はご納骨日より100年間」 「または最終ご納骨者様の13回忌まで。」 上のプランは54万円〜 下のプランは37万円〜 利用期間が過ぎたら合祀墓へ合葬致します。       なるほど… 父が亡くなってしばらくしてから... 続きをみる

    nice! 39
  •  同時進行

    先週は弁護士と相談し 今週は司法書士と相談し そして 昨日はハローワークに行き いろいろなことが同時進行の毎日だ。 長男の早朝勤務は今週で終わり 来週からはまた 深夜勤務になる。 生活パターンも変わるので なかなか落ち着かない。 バタバタする中でも オリンピックは やはり特別なイベントだ。 トップ... 続きをみる

    nice! 39
  •  後始末

    昨日、樹木葬墓地の見学に行ってきた。 静かな良い所だったが、 陽当たりが悪いのか まだ雪が残っていて 次男は イメージと違ったようだった。 とりあえず 仮予約だけはしてきた。 30万円代〜ということだったが 結局  永代供養料、永代使用料、墓所使用料 墓石代金、永代管理費、納骨手数料 事務手数料、... 続きをみる

    nice! 44
  •  この一瞬

    がんばって来た人たちを 非難しないで欲しい と思う。 競い合い、高みを目指すのが スポーツの醍醐味だ。 国の威信を背負うという側面もあるが  人々の期待に応える、というプレッシャーは どれほどのものだろう。 この一瞬のために 努力を重ね、苦しい気持ちと闘ってきた 若いアスリートたちに 心ない言葉を... 続きをみる

    nice! 39
  •  負の相続

    「連帯保証人」という言葉を その責任の重さを 何度も何度も確認する。 連帯保証人が何人いても 頭割りにはできないし 自分が一括で背負うリスクもある。 そして、私たち家族が相続放棄をすれば、 残された連帯保証人の責任もリスクも とても重くなる。 夫の両親は亡くなっているが 義姉がいるので 放棄された... 続きをみる

    nice! 32
  •  「偽りの恋」

    先月末 NHKのBS1で放映された番組が気になった。 そのタイトルに「国際ロマンス詐欺」という 言葉が入っていたからだ。 とりあえず録画して やっと見ることができた。 この人の漫画は 女性なら きっと 1度は読んだことがあるのではないだろうか。 子どもの頃は「りぼん」で読んだし 大人になってからは... 続きをみる

    nice! 49
  •  信用情報

    今日、信用情報開示報告書が1通来た。 KSC 全国銀行個人信用情報センターからだ。 結果は 登録情報なしだった。 あとは JICC 日本信用情報機構と CIC クレジットインフォメーションセンター この2社からの開示報告書を待つことになる。 夫は登録情報無しなので もっとシンプルな書面だが、 どこ... 続きをみる

    nice! 34
  •  今、思うこと

    とても残念に思っている。 ファンだったブロガーさんが退会された。 凛としたブログを書かれる方で 私だけでなく 他の方へのコメントが とても優しく、温かい方だった。 それぞれの都合や事情もあるので その方も何か理由があったのかも知れない。 目立たぬように  お別れのコメントを下さったが それもまた ... 続きをみる

    nice! 50
  •  春を待つ

    今朝は 予約しておいた弁護士の無料相談に 行ってきた。 相談時間は15分だけなので あまり期待しないで出かけたが 連帯保証人について まずは借入先の金融機関に相談してみて 外してもらえないのであれば 弁護士に相談するか 相続放棄するか という選択になるらしい。 私がお世話になっている金融機関にも ... 続きをみる

    nice! 44
  •  人としての信用度

    夫の部屋を解約したとき 立ち会いに来た管理会社の人が お悔やみの後 「長い間、お借りいただいてありがとうございました。」 と、頭を下げた。 8年間、住んだ部屋だった。 それはそのまま私たちの別居期間だ。 賃貸物件の退去時にはトラブルが多い。 通常損耗を超えた損耗に対して 100万だの120万だのと... 続きをみる

    nice! 46
  • なだめすかして毎日を生きる

    今日は 夫の借入金がないかを調べるために 3箇所に信用情報開示の申込みをした。 あれやこれやとやることが多く、 今日までずれ込んでしまったのだ。 まず、戸籍謄本が必要になる。 戸籍謄本は本籍地でしか取得できないのだが 本籍地は遠いのだ。 郵送で申し込むのだが、これもまた面倒だ。 小為替を必要分用意... 続きをみる

    nice! 45