センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 便利な機能に助けられる


私は携帯を2台持ちしている。


どちらもアンドロイドだ。



去年、まだ務めていた頃



夕方から大雨が降った。


ゲリラ豪雨と言ってもいいくらいの


ものすごい雨だった。



大雨に弱い鉄道を利用しており


その日は やはり電車は止まってしまった。



帰ることができず、途方に暮れていると


同じ職場の人が送ってくれることになった。



別の鉄道の最寄り駅まで送ってもらい、


無事に帰ることができた。



家に着いて、送ってくれた人に


お礼のラインを送信しようと鞄を探すが




   携帯が見つからない。 


   なぜ?どうして? 






軽くパニックになった。



次男が警察や駅に連絡してくれたが


どうにも落ち着かない。



そう言えば



携帯を探すことができるアプリがあると


前に何かで読んだような…



そうだ。思い出した。


このアプリ、入れた覚えがある。


「デバイスを探す」 だ。



これで落とした携帯を探してみよう。


もう1台の携帯で作動させて見る。






すると…



地図が開かれて


ここにあるよと教えてくれる。



やっぱり…


送ってもらった駅附近だ。



     見つけなくちゃ。




もう夜も遅かったけれど 


電車にまた乗って その駅まで向かった。



車から降ろしてもらった付近を探す。



      ない。



携帯を鳴らす機能もあったので、


思い切って 鳴らしてみた。




お〜、鳴ってる、鳴ってる!大きな音だ。




携帯は 近くのお店のそばで 鳴っていた。


誰かが拾って そのお店の前に


置いてくれたのだ。



携帯は 少し割れてしまっていたけれど、


ちゃんと 私の元へ戻ってくれた。



   なんと便利な機能だろう!



前に グーグルレンズについて書いたけれど


こういう便利な機能を 使わない手はない。



私はまだ、


見つけたその携帯を愛用している。