センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 伏魔殿にNoと言え


昨日書いた、「石つぶて」は


沖縄サミットの準備場面が描かれているが、


その予算案に驚愕する。



そして、その予算を扱う当事者の


あまりにも世間とズレている金銭感覚にも



そこから貢がれる側の人間の下劣さにも


驚きを通り越して、呆れるしかない。



国民の血税が


湯水のように この狡猾で下劣な人間たちに


浪費されていたのだ。



当時、新聞や週刊誌を賑わせた事件だけれど


結局は トカゲの尻尾切りで終わった。



ネットで調べてみると、このトカゲの尻尾は


服役に際して 外務省との間で



服役後の面倒を見る、


という裏取引があったのでは?という、


真偽不明の情報もあった。



結局、この事件は


個人の詐取という問題で終わり


闇の上納金がいつから、何のために



国民の知らないところで


やり取りされていたのか、



そのお金はどのように使われたのかは


わからないままだ。



このドラマの中で


外務省から提出された証拠書類は



機密情報が含まれている、という理由で


真っ黒に塗り潰されていた。



どこぞの話と同じではないか。



このドラマのキーワードの一つは


キャリアとノンキャリアだ。



キャリアは権力という圧力によって守られ


ノンキャリアは滅私奉公の末、


トカゲの尻尾となる。



これも 結局は変わっていないだろう。



国は国民のもの。


伏魔殿にNoと言え。