センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 負の相続


「連帯保証人」という言葉を



その責任の重さを



何度も何度も確認する。




連帯保証人が何人いても


頭割りにはできないし


自分が一括で背負うリスクもある。




そして、私たち家族が相続放棄をすれば、


残された連帯保証人の責任もリスクも


とても重くなる。




夫の両親は亡くなっているが


義姉がいるので


放棄された相続の責任は


次に 義姉にもその子どもにも及ぶ。



連帯保証人とは そういうものだ。




夫はその責任の重さを


どれほど感じていただろうか。






相続放棄を弁護士や司法書士に依頼すると


ひとり10万円ほどかかると言う。


息子が2人いるので


3人で30万円ほどになる。



負の相続を放棄するだけでも


お金がかかるのだ。



夫が自分の責任で背負ったものなので


他の人に迷惑がかからぬようにしたい。






 アルコール依存とか ゴミ屋敷とか


 そんなことは 


 世の中の末端で起こるものだと思っていた



と、前に書いたけれど



「連帯保証人」なんてものにも



自分が関係してくるなんて



  全く 思わなかった。






時々 胃がひりひりする。




新しい年は



一度に たくさんの負を



私たちに突きつけてくる。





明日は 樹木葬の見学だ。



せめて気持良く晴れることを願って



今日を終える。