センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 大人の課題


前に 


きたやまおさむさんが新聞に書いていた。




 〜大人の課題とは


 誰にだってある差別感情や


 「イジメたい」という思いを、


 抱え込んで生き続けることだろう。〜




 つまり、表と裏という自己矛盾を


 誰もが抱え込んで生きている、


 ということだ。







高校生のとき



 人の悲しみを共に悲しむことはたやすいが


 人の喜びを共に喜ぶことは難しい。



という言葉を本で見つけた。




自分が持たないものを持つ人や


成功した人、幸せいっぱいな人に対して


嫉妬するのはあたりまえにあることだ。



それを露わにしない表の顔で


私たちはどうにかしのいで生きている。



どうにかしのげないほど葛藤する人が


誰かをターゲットにして


感情をぶつける。



それが いじめだったり パワハラだったり


匿名の誹謗中傷だったりになる。



残念なことに



それが悪だと気づくことがなく


それはただの悪ふざけだとか


正義だとか 信じていたりする。



だめだよ  病んでるよ  まちがってるよ




残念な人たちに伝わるといいのに


当たられた側が つぶされる。






この4月からパワハラ防止法が施行される。






法律が施行されたからと言って


すぐさまパワハラが無くなることはない。


人の心は複雑だ。


誰かを何かを つぶすことで自分を保つ。



それでも



法律は私たちを守るためにある。


この法律ができたことを


意味あるものにするために


誰もが 関心を持って欲しい。




そして


「それは パワハラですよ。」と


誰もが堂々と言える世の中になって欲しい。





爆撃の音で目覚めた朝に


「死にたくない」と子どもを泣かせる横暴 


 


後出しジャンケンが得意で


屁理屈を捏ねるのが得意な



どこぞの国のトップの姿は



大人の課題をスルーした、


裏側の私たちの成れの果て。





「おかえりなさい」の貴女の投稿も


「消えないでね」の貴女の投稿も


  表も裏もなく ただ嬉しい。