「たいせつなこと」
今日はなぜだかブルーだった。
もう長くはない小さな命との別れ
新しく旅立つ者との別れ
自ら選んで断ち切ろうとする別れ
まもなく
対峙しなければならないこれらの別れが
どうしようもなく気持ちを波立たせ
虚しさで動けなくなる。
ふと、本棚に目を向けて
久しぶりに手に取ったこの絵本は
内田也哉子さんが訳したものだ。
こんなふうに
いろんなたいせつが続いていく。
最後にめくったページには
寄り添うような優しい言葉が
そっと添えられていて
少し泣きそうになったのだった。
また
新しい明日はやって来る。
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