センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

別れのブログ記事

別れ(ムラゴンブログ全体)
  •  あと少しだけ

    前にいっしょに働いていた人が 亡くなったことを知らされた。 夏に余命2年だと聞いた。 しかし 9月になると突然余命2か月になった。 あっという間だった。 明るくて元気な女性で 素敵な家を建て、国内も海外も たくさん旅行に出かけた。 誰もが羨むような人生だった。 何があっても乗り越えていける人だと ... 続きをみる

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  •  さよなら、またね

    きれいに晴れた朝。 今日は夫の納骨の日だった。 予めお供えのお酒は買っておいたが 昨日は帰り道でお供物の和菓子を買い 帰宅後 お花を買いに行き お布施や線香、ロウソクをカバンに入れた。 火葬証明書も忘れてはならない。 今朝は 少し緊張しながら 二人の息子と車で出かけた。 副住職さんに導かれ きれい... 続きをみる

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  • シルバーの車の運転席から

    朝、ウォーキングをしていると 国道を走る車が目に入る。 夫が乗っていたのと同じ、 シルバーの車が通ると つい 運転席を確認してしまう。 そして  ああ、もういないんだった、と思う。 寂しいとか 悲しいとか そういう気持ちではなく ただ、 もういないんだ、と思う。 もういないことが わかっているのに... 続きをみる

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  • 別れ

        1月は鬼門だ。    本当に鬼門だった。     夫が亡くなった。   私は 1月が 永遠に嫌いだ。

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  • 「てんごく」

    この絵本を いつ買ったのか 何故買ったのか 覚えていない。 これは、主人公のリリーと犬のディルの お別れのお話だ。 旅立ちの日、 ディルはスーツケースに荷物を詰めて 「およばれだもの」と、歩き始める。 いっしょに行きたいリリーだが、 ついてはいけないことを知り 「てんごく」がどんな所なのかを 想像... 続きをみる

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  • 「たいせつなこと」

    今日はなぜだかブルーだった。 もう長くはない小さな命との別れ 新しく旅立つ者との別れ   自ら選んで断ち切ろうとする別れ まもなく 対峙しなければならないこれらの別れが どうしようもなく気持ちを波立たせ 虚しさで動けなくなる。 ふと、本棚に目を向けて 久しぶりに手に取ったこの絵本は 内田也哉子さん... 続きをみる

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