センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 意外と大丈夫




さすがに暑くなってきた。



この暑さの中、エアコンのない場所で


ひたすら課題に取り組む毎日。



しかし


これが意外と大丈夫なのだ。



もちろん水分補給と塩分チャージは必須だが


暑くてたまらない、とか


頭がクラクラする、とか


そんなこともない。






私が使っている車は 実家で借りている。


もともと、独身のときに私が乗っていた車を


別の車に引き継いできたものだ。



その車のエアコンが


去年の夏の終わりに壊れた。



今年の車検時に この車を処分するので


エアコンを買い替えるのは諦めた。



暑いだろうなぁ、と憂鬱だったが


これもまた、平気なのである。



朝、出かけるときは 窓を開ければ涼しい。


その自然の風が心地よいくらいだ。



帰りも 窓を開ければ 充分に涼しい。



意外と大丈夫なんだ、ということに


驚いている。



もともと あまりエアコンが好きではない。


熱帯夜でなければ


扇風機さえあれば 充分寝られる。




意外と大丈夫、っていいなぁ。




自然の風の心地よさとか


風鈴の涼やかな音とか



そういうものに


身をゆだねるのも 悪くない。



意外と大丈夫な自分を見つけて


なんだか ちょっと嬉しかったりするのだ。