センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

守って欲しいなんて言わない




なんだか本当に気忙しい毎日だ。


今朝の任務は欠礼はがきの宛名書きである。



印刷はWEB注文でできたのだが


宛名をどうするか迷った。



印刷といっしょに頼むか PCで入力するか…



そんなに数も多くないので


手書きでいくことにした。



夫の会社関係、夫の友人、私の友人…



私の友人は驚くだろうな。


夫の関係はもうほとんど知っているだろう。



淡々と宛名を書き


静かに受け止めて欲しいと願う。



この怒涛の1年の締めくくりは


静かに平穏に過ごしたいのだ。




夫の連帯保証人問題や土地の相続問題、


私にはまだまだ宿題が残されている。



怒涛の毎日の中で


それでもまだ シルバーの車を見ると



運転席を思わず確認してしまう。



手元供養のお守りは 


未だに持つことができない。



貴方に守って欲しいなんて


言える立場ではないし



私には貴方を守ることができなかった。



だから、守られなくても


私はひとりで頑張るよ。



想像していたのとは


全く違うシニア生活になったけれど



私は現状をちゃんと引き受けて生きていく。



ボキボキに折れた心は


ちゃんと自分で修復できるようになった。



ため息をついて ちょっと泣いて


また、がんばって生きてくよ。



だから、守って欲しいなんて言わない。