センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 開いた扉の向こう側


来年の今頃



私は今のこの自分を この日々を


どんなふうに思い出すのだろう。




去年の今頃



毎日が忙しく 大変で


いつ仕事を辞めようかと悩んでいた。



ずーっと


いっぱいいっぱいの日々だった。




一昨年も 去年も そして今年も




でも、そのいっぱいいっぱいの日々が


新しい扉を開いてくれた。




開いた扉のその先にも


厳しい現実が待っていたけれど



来年の私は


ほんの少し成長して



この日々を 優しく思い出すだろう。