センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 カラフルな生き方


児童文学作家の角野栄子さんが


ちょっとしたブームである。



Eテレで注目を浴びていたこともあるし、


公開された映画が評判になっているし、


あちこちのメディアでよく登場される。



その柔らかな語り口と可愛らしさ、


とても89歳には見えない。



真っ赤なメガネ、きれい色のワンピース、


こんなに違和感なく似合う人がいるだろうか


と感心する。






この可愛らしさと裏腹に


この方はなかなかのハンサムウーマン。



若い頃に、ポーンとブラジルに渡航し、


そこで暮らし、また、あちこちを旅した。


冒険大好きな人なのである。



その「カラフルな魔女」の冒頭には


こんな言葉がある。



「人と違ってもいいから、自分の「好き」を


 大切にする」


「世の中に合わせるのでなく「自分がなりた


 い大人になろう!」と決意した。」



そう、


「自由はかけがえのないものだから。」



とても素敵な人である。




もうシニアだから、と萎縮することはない。


好きなもの、心地よいものに囲まれて


自由に生きていけばいい。



角野さんのおかげで


カラフルなファッションが流行るかも。



角野さんみたいな


カラフルな生き方が素敵だね、って


そんな社会になるといい。