センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 デトックス


先週末から熱が出て寝込んでいる。


たかが風邪、されど風邪。



2日間は何も食べられなかった。


動くと気持ちが悪くなる。



みかんくらいなら食べられそうかと


ベッドに持ち込んだけれど…



みかんの皮が剥けない。


葛根湯の蓋が回せない。



ヨロヨロとトイレから戻って


ベッドに倒れ込むと、布団も被れない。



あ〜、最悪である.⁠·⁠´⁠¯⁠`⁠(⁠>⁠▂⁠<⁠)⁠´⁠¯⁠`⁠·⁠.



普通に戻りたい、ただ普通に戻りたい。





ようやく昨夜、お風呂に入れたけれど


夜中は気持ち悪さでよく眠れなかった。



朝、長男が干すよ、と言ってくれた洗濯物を


敢えてそのままにしてもらった。



私が干さなくては。元気にならなくては。


仕事も休んでいるのだし。



貴重な1日を寝て過ごすことの虚しさ。



昔、風邪をひくと


母が土鍋でお粥をたいてくれたっけな。


大きな梅干しを1個のっけて…



熱々のうどんも美味しかったな。


ベッドまで運んでもらえて良かったな。



インスタグラムで流れてきた言葉が


しみじみと心に刺さるのは


こんなふうに弱っている時だからこそ。



ものすごく豊かで ものすごく幸せな


そのひとりでいることを忘れてる。



時々は、こんなきつめのデトックスが


私には必要なのかも知れない。