センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 「あゝ人生に涙あり」


こんなタイトルだとは知らなかった。



水戸黄門の主題歌である。


この歌を知らない人はいないと思う。


1番くらいなら、誰でも歌えそうだ。



昔、息子たちが保育園に通っていた頃、


この歌を大きな声で歌っている子がいた。



丸々とした体格で、愛嬌のある男の子だ。



おばあちゃん子のその男の子は


いつも水戸黄門を一緒に見ていたのだろう。



朝から、大きな声で楽しそうに歌う声に


こちらまで楽しい気持ちになった。



何度となく聞いた歌だったけれど


男の子の大らかな歌声によくマッチして


その歌詞に改めて励まされた。



私は当時、夫の問題に悩んでいたし


いつも体調が悪かった。



だから、スコーンと晴れた青空みたいに


男の子の歌声が気持ちを明るくしてくれた。



この歌には3番も4番もあって


なかなか良い歌詞なのである。





レコードには


4番が3番として収録されているようだ。




私は初代黄門様の


あのカッカッカッと笑う声が好きだった。



あんなふうに 泰然と生きられたらいいな。



さ、今日も1日頑張りますか(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)





里見浩太朗・横内正「あゝ人生に涙あり」