自滅
読みたい本や雑誌があるのに
なかなか読めない。進まない。
母は認知症なのに、「文藝春秋」が読める。
字が小さくて、文字の量もかなりあるのに
必ず毎号読む。大したものだと思う。
同じ号を2冊も買って
「私も終わりだ」と嘆くことがあるが
まだ、読もうという気持ちがあるだけ
私よりましだと思う。
少し反省し、母が読み終えた号を借りて
今、読んでいるのが
「日本の食が危ない!」というテーマだ。
これを読んでいたら
だんだん腹が立ってきた。
日本政府の無策ぶりにである。
世界各国は 自国の農業に
手厚い保護政策を行っている。
なのに日本はどうだ?
車を売るのと引き換えに
日本の農業を守らずに
他国からの輸入に力を入れる。
しかも、
欧米では禁止されているホルモン剤や
農薬にまみれた食物を
ご丁寧にも緩和策を取って受け入れている。
食料自給率の低さは先進国中最低レベルだ。
日本の食は量も質も最低レベルということ。
軍事費増強したって 何も守れない。
自給自足を蔑ろにして
何でもかんでも輸入に頼るから
種子も肥料も 全部輸入で
もし、これらを止められたら
爆弾なんて使わなくても
日本は簡単に自滅する。
お金を使うところを間違えるから
支援する場を間違えるから
日本の農業は 追い詰められていく。
食は命の源。
よその国の支援、結構。
友好関係、結構。
でも、そのために
国民の健康や命を危険にさらすな。
私たちの食を守るために
私たちの国の農業を支援し
武器よりも食に投資しよう。
私たちの健康と命を売り渡すな、と言おう。
無策の政府にはNoと言おう。
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