センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 生きていくのは甘くない


昨日、ようやく夫の預金口座の相続手続きが


全部終わった。



はぁ~っ、やれやれ┐⁠(⁠´⁠ー⁠`⁠)⁠┌


という感じだ。



相続手続きは、何かと書類が必要で


印鑑証明や戸籍謄本が必要なことは


わかっていたけれど



原戸籍まで必要だとは思わなかった。



夫の本籍地は、遠い、遠い田舎なので


戸籍謄本を取り寄せるのも、ひと苦労だ。



まずは市役所に電話をする。



原戸籍を取り寄せるためには、手数料として


どれくらいの小為替が必要かを


聞かなければならない。



とりあえずは5000円分を送って下さい、


と言われ、郵便局に出かけた。



定額小為替にも手数料がかかるので


ばかにならない。



1枚につき、200円かかるので


郵便局の職員が


普通為替を勧めてくれた。



それなら、550円で済むからだ。


それでも、1割強の手数料になる。



戸籍謄本の手数料のために


また、換金手数料を払うわけだ。


本籍地が遠いのは不便であるಥ⁠‿⁠ಥ



大手銀行は予約優先なので


2週間前に予約しておいた。



窓口で書類のチェックを受け


やっと受け付けてもらえた。


これで3度目の来店なのだ。



1度目は、次男の押印が印鑑証明と違った。


2度めは、原戸籍が足らない、と言われた。



ならば、1度目のときに教えて欲しかった…


と、私は心の中で文句を言ったのだった。





そんなこんなで、


やっと、やっと、手続きが終わった!



夫の普通預金に遺されていたお金は


私が受け取らなかった生活費×年数だ。



そして、偶然にも その金額は


夫の連帯保証の債務金額を頭割りした額に


近い金額なのだ。



しかし、頭割りは口約束でしかないから


会社にもしものことがあったら



連帯保証人に名を連ねているのは


社長と夫なのだから


まずは社長が債務を負うだろう。



そして、社長には求償権があるから


私が二分の一の債務を負うことになる。



だから、夫の遺したお金には


いっさい手をつけることはできない。



働かない、という選択肢も欲しかったが


これを考えると、難しい。



まだ、義父の土地問題が残されている。


法律が変わったので


土地の名義変更は必須なのだ。



これもまた、必要書類が沢山ある。


遺産分割協議書を作りかけているが


これに、義姉の押印が必要になる。



登記手続きもなかなか大変そうだし


遠方の要らない土地を管理するのも大変だ。



国がそうした土地を引き取る、という制度が


できたらしいが、



それも、土地の内容次第だし、


20万ほど費用はかかる。



なんでもお金だなぁ…


世の中、甘くないなぁ…



はぁ~っと また、ため息をついて


次なる課題に取り掛かる私である。