センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

24時間戦えない


懸案だった今週をなんとか乗り切った。


ブラボー♪⁠~⁠(⁠´⁠ε⁠`⁠ ⁠)である。



今週は修了試験があったので


欠席するわけにはいかず、


本当に不安だった。



先週末は金曜日、土曜日と最悪の体調で


この重だるさと頭痛と気持ち悪さを


どうすればいいのか途方に暮れた。



毎日、葛根湯と百草丸を飲み、


わずかな時間でも横になって


体力を温存した。



しかし、


体力的にものすごくハードな月曜日を過ごし



逆にそれがカンフル剤になったのか


少しずつ良くなってきた。



味覚も嗅覚も問題なかったが、


とにかくいつも口の中が苦かった。



ようやくそれも無くなり


重だるさも和らいできた。



健やかっていいな。


あたりまえみたいであたりまえじゃない。



働いていたときは


5時間ほどの睡眠時間が日常的で



コロナになる前までは


寄せ集めて6時間くらいの睡眠時間だった。



コロナをきっかけに7時間睡眠を目標にした。


途中で悪夢にうなされたりして


目が覚めるけれど、休むことが肝心だ。



日本人は几帳面だから


具合が悪くても、なかなか休まない。



コロナ禍のわずかに良かった点は


発熱したら、あたりまえに休めることだ。



人が足りないから、迷惑をかけるから、と


具合が悪くても仕事を優先してきた私たち。



無理して頑張ってきたなぁ、と思う。



でも、本当はそうして頑張ることが


休めない社会の構築に繋がることを



考えていかなくては、と思う。



迷惑かけるけど つらいんだ、って


言える社会になるといい。



「24時間戦えますか」の時代を走って来た。


戦えないよ、死んじゃうよ¯⁠\⁠_⁠〳⁠ ⁠•̀⁠ ⁠o⁠ ⁠•́⁠ ⁠〵⁠_⁠/⁠¯





何年か前に読んだ新聞記事が忘れられない。



まだ、30代の会社員が風邪をひいた。


発熱したけれど、仕事が忙しくて休めない。



彼は市販薬を飲んで勤務を続け、


ある日、突然に倒れてそのまま亡くなった。



髄膜炎だった。



まだ、若かったのに。


たかが風邪でも人は死ぬ。




昔、取引先の金融機関の担当者が


休みの日にバイクで事故を起こした。



運転を誤って、電柱にぶつかったのだ。


大きなケガもなかったのか


次の日、いつものように出勤した。



しかし、顔色が悪く、具合が悪そうなので


早退することになった。


そして、そのまま彼は亡くなった。



骨折などの外傷は無かったが


強くぶつかったので


内臓を損傷していたのだった。



大丈夫、と我慢しないで


精密検査を受けるべきだった。



休めないから、と無理をしないで


病院へ行くべきだった。



どちらも


死に繋がる、とわかっていたら


病院へ行き、仕事を休んだだろう。



自分の命と引き換えにしなければいけない、


そんな仕事ではなかったのだから。



つらいって、休みたい、って


言えることは とても大事だ。



何でもないふりをして


回遊魚のように訓練をしていた私も



「24時間働けますか」の残り香を


いつまでも引きずっている化石だ。



休もうよ。なんとかなるんだよ。


迷惑かけてもいいんだよ。



迷惑かけたり、かけられたり


そうして社会は回っている。



迷惑をかけない自分じゃなくて


それを許せる自分でありたい。



ほどほどで生きていこう。


大丈夫、なんとかなる。



家事もさぼっているけれど


大丈夫、なんとかなるのだ(⁠ ͝⁠°⁠ ͜⁠ʖ͡⁠°⁠)⁠ᕤ