センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

「よくがんばりました。」


待ちに待った休日なのに


自分の気持ちが暗く塞いで 迷路に入る。



きれいに晴れた青空を見上げながら


あまりにも駄目な自分にため息をつく。



自分を嫌いになりたくないなぁ。


駄目な自分の味方になっていたいなぁ。



しかしながら


自己肯定感は氷点下である。



朝、新聞の本の広告欄が目に入り


喜多川泰さんの本のタイトルを見て



不覚にも泣きそうになった。




   「よくがんばりました。」




その広告には



「今日もできる限りいい日にしようと、


 人生を必死で生きている人たちへ。」



と書かれている。



こんな言葉に涙ぐむほど


私は弱っているのだな、と思う日曜の朝。