センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

ハーゲンダッツで終えたい夜


休みの前の日が一番嬉しい。



今週は湿気の多い気候で 


体がしんどかった。






我が家のコタロウは


4年前の1月に交通事故に遭った。



後ろ右脚を骨折したが


全力で走って逃げたので、命は助かった。



よくあの脚で走れたものだ。



動物病院に行くと 粉砕骨折だと言われた。


手術や治療で10万くらいかかると


遠慮がちに医師が言った。



いくらかかろうと 仕方ない。



血液検査をすると


事故の影響で体内の数値も悪くなっていた。



入院して治療し、退院してからも


しばらく通院を続けた。








テーピングをしてもらったが


きつく巻くと指先が腫れてしまうし


ゆるく巻くとすぐ脱げてしまう。



おまけに コタロウは


もともと捨て猫で 勝手に住みついた猫だ。


自由な外の楽しさを知っている。



脚が骨折していようが


外に行きたくてたまらない。


ありとあらゆる方法で脱走を試みた。



治りが悪く、


結局 治療費は20万を超えた。



当時は学校で務めていたので


親しくさせていただいていた先生に



「20万って どんだけ働けばいいの?」と


同情されたのだった。






そして、


今週、またコタロウが脚を痛めた。



事故に遭ったときの右脚だ。


ぴょんぴょん脚を上げて歩いている。



クタクタに疲れた金曜日の夕方、


動物病院へコタロウを連れて行った。



ビビリのコタロウは


「痛いじゃねーか!さわんじゃねーよ!」



と医師に毒づいていた(*﹏*;)



骨折はしていなかったので、ひと安心だ。



家に帰り着くと


「もぉ、やだ!出ていく!」


とわめくコタロウである。



あ〜、疲れた(。•́︿•̀。)



コレステロール値が高かろうが


ハーゲンダッツで1日を終えたい夜なのだ。