その肩にかかるもの
息子を送り出した後 草取りを開始した。
私は割と草取りが好きだ。
こんなに達成感が得られるものって
そうはない、と思う。(私の場合に限るが)
毎日、コツコツ抜いていくと
ちゃんときれいになっていく。
夏になると
草取りをしていて熱中症で倒れるお年寄りの
ニュースを聞くが
自分でやってみると、よくわかる。
もう、しんどくなってきたな、と思っても
あとちょっと、あともう少しだけ、と
止まらなくなるのだ。
ここまできれいになったから、あと少し。
ブチブチと根っこから抜いていくと
割に根が広がっていて
そこを抜いていくと すっきりする。
1時間ちょっとできりをつけたが
脱いだTシャツは 汗でぐっしょりだ。
ほどほどにしないと 熱中症になる。
草取りを草取りのためにやると嫌になるが
筋トレにもなると思えばいい、と
ユーチューブで言ってる人がいた。
なるほど 確かに足腰は使うし
汗だくになる。
私はたぶん、無心でやれることが
好きなんだと思う。
結果がすっきりと目に見えるのも
モチベーションにつながる。
夫の宿題も
ひとつひとつ 片付けていこう。
母の愛読書、「風と共に去りぬ」の中で
「重荷というものは それを支えられる肩にかかるものなのだ。」
という言葉があった。
背負えない荷物を
神さまは与えたりしない、ということだ。
草取りみたいに
コツコツやっていけば
やがて すっきりした光景が
目の前に広がるかも知れない。
kuricoさんちの
ユイくんに寄り添うハチくんの姿に
なぜだかうるうるしている私は
少し弱っているのかも知れないけれど
優しい姿に また元気をもらえるのである。
小さい命、がんばれ。
ヘロヘロの私、がんばれ。
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