永遠に来ないかも知れない「いつか」
あっという間に毎日が過ぎて行く。
この気温の変化と
新たな場所での 初めての作業に
もうヘロヘロになっている。
ヘロヘロになりながら
そのヘロヘロでさえ 新鮮に感じている。
ギュッと濃縮したような毎日で
しんどいけれど、
この新鮮さに救われている。
ぎりぎりのタイミングだったな、と思う。
来年、同じことができるかどうか
全く自信がない。
いつの間にか
労りつつ なだめすかして
自分の体と向き合う毎日だ。
初めて出会う人たちと
毎日、協力しながら訓練をして
悪戦苦闘しながら、できなかったことが
少しずつできるようになる。
こういう経験はお金では買えない。
いくつになっても、勉強はできるし
いくつになっても、成長はできる。
テレビは週末しか見ることができないし
新聞もゆっくり読めない。
家事も多少は疎かになる。
それでも、やっぱり
この道を選んで良かったと思える。
いつ何が起こるかわからないのだから
永遠に来ないかも知れない「いつか」を
ただじっと待つのはやめる。
その「いつか」を今日に、
そして明日にしていく。
もう若くはないからこそ、動かなくては。
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