センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 雇い止め


3年に1度失職する。



それが、職業を紹介する、


ハローワークの職員だと聞いた時



何の冗談かと思った。



そもそも、ハローワークの職員が


非正規雇用だなんて知らなかった。



いや、もちろん正規雇用の職員もいる。



しかし、コロナ禍以降、2021年度の調査では


非正規雇用は7割にのぼる。



いわゆる雇い止めというやつが


3年に1度やって来るわけだ。



改めて採用試験を受けて


引き続き採用される人もいるけれど


絶対を約束されるわけではない。



前に これをニュースで聞いた時は


本当にブラックジョークかと思った。



人の仕事の心配してる場合じゃないって話。



もともと、非正規は1年の雇用契約だ。


更新できても3年まで。



人の役に立つ、やりがいのある仕事なのに


この条件は厳しい。



なんだかなぁ、と思う。



やりがい搾取って


実はこの国には多いような気がする。



働け、働け、って言うけれど


働く人の環境整備が先決だろう。



長く働けることは幸せなことかも知れないが


それは国に推奨されることでもない。



働き方改革って


もっと基本的なことからじゃないの?