センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 こんな日曜日の始まり



私は何故だか浜松にいた。


友人とバス旅行に来たらしい。



もう、とっくに日が暮れて


駅でバスの出発を待っている。



駅は人でごった返しているのに


ハッと振り向くと 人がいない。



エッ?何?


外に出て探してみたけれど


バスも人もいない。



嘘!置いていかれた?!



慌てて携帯を取り出す。


友人に連絡しなくちゃ。


誰か迎えに来てくれるだろうか?



でも、携帯の画面ロックが解除できない。


焦る、焦る、焦る。



「もぉ~っ!」と叫んだところで


目が覚めた。



時計は午前5時半。



やがて雨が降り出した。体が重い。



こんな日曜日の始まりだった。



なんだか気持ちが塞ぐときには


体を動かすのが一番である。



さて、掃除でも始めるか…