センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 テストの思い出


次男が小学校高学年の頃のこと。


ある日、社会のテストを持ち帰った。



点数は80点。



「どうして満点じゃないの!」と


怒るほど上出来な母親ではない。



テストは点数よりも


何を理解していないのか



何を間違えているのか、ということを


知ることの方が大事である。



次男は私に似て粗忽者である。



算数のテストだと、


分数のたし算をわざわざ引き算にしたり


その逆もあり、のうっかりミスが多い。



で、社会のテストである。


間違えた箇所を確認して、私は呆れた。



そこには おかっぱ頭の女の子や


坊主頭の男の子が集まって食事をしている、


モノクロの写真が載っている。



問題は「何をしているところでしょう」。



次男の答は「ごはんを食べてるところ」


   !!!


そのまんまやないか〜い! w⁠(⁠°⁠o⁠°⁠)⁠w


アホだ、うちの子はアホだ ಥ⁠‿⁠ಥ



正答は「疎開をしているところ」である。


教科書に同じ写真が載ってたはずだ。



高学年に「ごはんを食べてるところ」が


正答のテスト問題を出すかどうか


ちょっと考えればわかると思うのだけれど。



先生も呆れただろう。


その苦笑いが目に浮かぶようである。



次男の80点は、


かなりレベルの低い80点なのであった。



何故、そんなことを思い出したのか、


については、また明日。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。