センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 突破口


ジャニーズ事務所のジュリー氏が


公式に動画で謝罪した。



新聞休刊日の前日だから


それも念頭にあったのだろうか。



対応が遅すぎるのは言うまでもない。



でも、ここに光が差したのは



ジャニーズを愛するファンが


署名を集めて、ジャニーズ事務所に提出し


記者会見を開いたことだ。



数多のメディアが、


忖度して、見て見ぬふりをしていたことを



堂々と正攻法でぶち破った。


お見事である。



こうした性加害の疑惑が 


一部のメディアによって取り上げられたのは


なんと、1965年だという。



あの文春裁判より、ずっとずっと前なのだ。



沈黙してきたメディアは


見て見ぬふりをしてきたわけで


それが、彼の人の加害を助長させた。



土曜の夜、少なくともTBSは


ファン代表の記者会見を報じた。


これは、大きな一歩である。



今後の展開が注目されるところだが


忘れたい過去である被害者にとっては


ものすごく繊細な問題でもある。



組織への忖度ではなく


個人への配慮に重きを置いて



より良い方向に前進させて欲しいと思う。



一般人の勇気ある行動が 突破口となって


世の中を大きく変えることができる。



私たちは それを心に刻みたい。