崇高な理念
防衛力を5倍にする、と総理は強調した。
それは、他国への牽制にもなるが
平和憲法に乗っ取り、
我が国も他国も同様に平和であれとの願いを
打ち砕くものでもある。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。
われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う。
これは、日本国憲法前文に書かれている、
崇高な理念である。
過去の愚かな戦争を真摯に反省し
犠牲となった無辜の命に対して頭を垂れ、
全力で平和を守ろうとする、宣誓だ。
平和憲法を根底から覆そうとする輩に
この前文を読ませたい。
「#岸田に殺される」
こんなハッシュタグでツイートされた叫びは
単なるSNSのノリとは言えない。
他国の声と同様に
自国民の声に耳を傾けるべきだ。
誰も 国のために命を失わなくていい、
そういう平和憲法を守り抜きたい。
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