センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 1ミクロンの成長



休日なのだから、ゆっくり寝ていようと


目覚ましはセットしないで眠ったのに



いつもと同じように目が覚める午前5時。



波のように 自分の不甲斐なさが襲う。



ボキボキに折れた心の骨は


もう拾い集める元気さえない。



ベッドに横たわったまま


悶々と自分と向き合うこの時間は



何も生み出さず ただひたすら苦しい。



このまま 何もしないで


1日ふとんをかぶって引きこもりたい気分だ。



だが、それは やはり何も生み出さず


ただひたすらに悶々と過ぎていくだろう。






      や〜めた!




私の大事な人生の大事な時間を


こんなことに浪費してはいけない。



こういうときは


とりあえず動くことが肝要だ。




私は知っている。


そこそこ長く生きてきたのだから。




トンネルは必ず抜ける。


ふとんをかぶって寝てる場合ではない。




朝のウォーキングに出かけて汗をかき


無心に草を取り、


フルーツいっぱいの朝食を食べる。




ボキボキに折れた心の骨は


拾い集めてみたら



きっと1ミクロンくらいは成長してるはずだ。