善でも悪でもなく
私はそんなに悪い人間じゃない。
でも、そんなに良い人間でもない。
理不尽には憤るし 正論も吐くけれど
ずるさも冷たさも併せ持つ。
強い自分でありたいと思うけれど
呆れるほど自分の弱さに引きずられる。
きれいな心で生きたいけれど
うんざりするほど醜くもなる。
そうして
なりたい自分になれなくて
じたばたと いつまでも悪あがきする。
同じだよ。
人間らしさって きっとそういうもの。
きっと 死ぬまで 悟りなんて開けない。
振り子みたいに 善にも悪にも揺れて
泣いて 笑って 落ち込んで
そういう自分で生きていく。
たぶん
それが人間らしいということ。
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