怒涛の夏休み
夏休みが始まって、
想像通りの大変な毎日である。
まず、終業式の日が目の回る忙しさだった。
朝10時からの勤務で出掛けると
事務所には誰もいない。
アルバイトの女の子と私だけである。
もう一人シフトに入っている男性は
すぐに子どもたちの迎えに出た。
ひとりで部屋を掃除し、机を消毒し
子どもたちを迎え入れる準備。
そうして、
あっという間に子どもたちの声が聞こえる。
50人もの子どもをひとりで受け入れをして、
体温の確認、お弁当の確認。
迎えから戻ったオーナーから
早口でその日の確認事項を伝えられる。
必死にメモを取り
午後から勤務の人に共有できるように
ノートに書き込む。
その頃になると
「ねぇ~!お腹空いた!」
「お弁当、まだ?」
の合唱が始まる。
ゲロゲロゲロゲログヮッグヮッグヮッ♪
まだ、11時である。
「待ってね~、あと1時間ね」
というやり取りを
何回もしなければならない。
子どもたちはしつこい╮(╯_╰)╭
合唱は延々と続く。
う〜、耳にタコができるよ〜ಥ‿ಥ
この日は、お弁当も持って行ったけれど
結局、食べる暇がなかった。
座る暇もなかった。
15時にやっとこさ、勤務終了。
トボトボと家に帰り着いて
やっと昼食となったわけである。
午後から勤務でやって来たお局様は
人が足らない!と
私が15時で帰ったこともご立腹の様だったが
知らんがな。シフト表通りだし¯\_ಠ_ಠ_/¯
50人をひとりで受け入れるより楽だぞ?
こうして怒涛の夏休み勤務は始まった。
お局様のご機嫌にかまっている暇はない。
もう、既にヘトヘトの私である。
あ〜、早く来い、来いお盆休み!
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