センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 いちごリベンジ


インスタグラムで


いちごの皮を切り取って、土をかけて


湿度を保っておくと



やがて芽が出て、


いちごを育てることができる、という動画が


あった。



え〜っ、そうなの(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!


いちごの皮がカビそうだけどな?



3年前に メルカリでいちごの苗を買って


庭で育てていたら


あちこちに伸びていって びっくりした。



きちんと整理して育てようと思うのだけれど


忙しさにかまけて、放置されている。



それでも、今年も立派に育ち、


甘いいちごの実をつけている。







インスタグラムの情報は


なかなか怪しいものもあるけれど



なんだか試したくなって、調べてみた。



すると、種だけを取り出さないと


やはりカビてしまう、と書かれている。



ならば、両方やってみようではないか。



卵のプラパックに脱脂綿を敷き、


水で湿らせて、表面を薄く削いだいちごを


そっと乗せる。



次に、種だけを爪楊枝で取り出したものを


別の脱脂綿の上に乗せる。


そして、プラパックの蓋を閉じる。



これだけである。



脱脂綿が乾かないように


毎日、観察したけれど 何も変わらない。



いや、いちごの皮はやはりカビてしまった。


まぁ、当然と言えば当然である。



皮は捨て、種に期待をかける。


1週間が過ぎても、何の変化もなかった。



ところが、である。


陽のあたる場所に移動させておいたら



このGW中に芽を出したのだ(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!


お〜、なんと可愛いヤツ!





私は、子どものようにはしゃぐ♪⁠ ⁠\⁠(⁠^⁠ω⁠^⁠\⁠ ⁠)



息子たちに見せてみたが、


反応はいたってクールである。



次男曰く、


「なんか、そういうキット、コンビニで


 売ってるね」╮⁠(⁠╯⁠_⁠╰⁠)⁠╭



バカモノ!ಠ⁠_⁠ಠ


何でもコンビニで買えると思うな。



こういう小さな感動は


コンビニでは買えないものなのだぞ。



GWはどこにも行けなかったけれど


小市民は、こういう小さな幸せが大事だ。



この小さな小さな芽から


いちごの苗へと育てていくのは


それなりに大変らしいのだけれど



いちごをめぐる残念な出来事があった私の


これはリベンジなのである。



育つ芽と 育つ力と、手助けがあれば


きっと 大きく成長してくれるだろう。



毎日、卵パックを覗いては


なんだかほっこりする私なのである。