センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 税金、税金、また税金



固定資産税だの自動車税だの


ようやく税金月間が終わった、と


ホッとしたのも束の間。



また納税通知書がやって来た。


夫の市県民税納税通知書である。



4月に払ったのに?


と思ったら、今回のは今年度分らしい。



全期分11万5500円。



メンタルをどうにか整えているところに


また、税金かぁ…



国民の3大義務は理解している。


税金のお世話にもなっている。



しかし


失業保険受給中の身には 痛い。


値上げラッシュのこの時期である。




生計を維持されていないことの不利益と


配偶者で相続人であることのその重みは




なんだか納得がいかないけれど


そういうものだと受け入れるしかない。





痛いなぁ、と凹んでいたら


同じように凹んでいる人からラインが来た。




次男である。彼もまた、同じタイミングで


納税通知書を受け取ったのだ。



彼の税金は全期分で18万ほどになるらしい。



転職したので


今年度分は天引きではなく、


振り込まねばならない。



「何これ?怖いんだけど…」


彼もまた、その金額の重さにたじろぐ。




そうしてみると


給料からの天引きって、うまい制度だ。



手取り額に目がいくので


振込みほどには痛みを感じない。





    税金、税金、また税金。





遠く離れていても


次男のため息も 私のため息も



全く同じ重さを持ち、


可笑しいくらい同じように



親子で凹んでいるのであった。




     税金、恐るべし。