センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 ざわつくこと


なんだか とても気になる。



交番を襲撃した元自衛官や


同級生を刺殺した中学生が



自閉症スペクトラム障害と診断された。


そのことに 気持ちがざわざわするのだ。





長男がアスペルガー症候群の疑いあり、


と診断されてから 20年以上になる。



それからずっと



大きな事件が起こって その犯人が


アスペルガー症候群と診断された、


と新聞記事に書かれていると、気になった。



その記事の最後には 必ず


この障害が犯罪に結びつくわけではない、


というような言葉が添えられた。



この障害が犯罪の動機に関わらなくても


診断名は必ず記事に載る。


最後にどんな言葉が添えられていても


取って付けたような感じを覚えた。



今は アスペルガー症候群は


自閉症スペクトラムという診断名になった。






どちらの事件も


自閉症スペクトラムの影響がある、と


はっきり断定しているのだ。



他の大きな事件でも


犯人が 精神鑑定で発達障害であると


診断された例は少なくない。



どうしたって 私には気になる。



そして


今回の件に気持がざわつくのは



年末に読んだ文藝春秋の記事が


ずっと頭に残っているからだ。



 その診断名は本当に正しいのか?



それについては 明日、書こうと思う。