センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 諦めない

青色

小雪の降る中、投票に出かけた。



この天候は投票率に響くだろうと


心配していたけれど…



寒い朝にも関わらず、


投票所には次々と人がやって来る。



足元の悪い中、


家族に手を引かれた高齢者や、


幼子を連れた母親や…



そんな人たちを横目で見ながら、


なんだか嬉しかった。


よし!まだまだ民意は生きてるぞ。



それぞれが、どんな答を出すにせよ、


まだ諦めていない。



自分の権利を諦めていない。


この国の今後を諦めていない。


それは、とても大事なことだ。



国防のために血を流せ、と


煽るようなドラムの音には


耳を塞ごう。



そんなリズムに乗せられて、


愚かに踊るのはやめよう。


我を忘れるのはやめよう。



数多の尊い犠牲の上に立つ、


平和の柱を守り抜こう。



まだ、諦めない。


どんな結果が出ようとも、


まだ諦めない。



ちっぽけな権利の集まりが、


まだ諦めない、まだ諦めない、と


静かにつぶやく。


私たちは黄昏を歩くセンチメンタル同盟