センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 ビューティーモード




今まで何度か証明写真機ボックスに


お世話になってきた。



少しでも良く写るように


料金を上乗せしてビューティーモードで


撮ってきた。



しかし


ちっともビューティーにはならない。



ビューティーモードって ウソやん¯⁠\⁠_⁠ಠ⁠_⁠ಠ⁠_⁠/⁠¯


自分の顔を棚に上げて文句を言う私だ。



就活中だった次男に言われた。


写真屋さんで撮るとやっぱ違うよ、と。



ちっともビューティーじゃない、


犯罪者みたいな写真にうんざりした私は



写真屋さんで撮ってもらうことにした。


確かに 違う。かなり見られる顔になる。



この違いは何なんだろう?



しかも 証明写真ボックスよりも


少し高いだけである。



もうこの年齢になると


何をやってもごまかしは効かない。



犯罪者みたいな写真では


就活もうまくいかない気がする。



そういえば


美容院で鏡に映る自分が嫌になったのは


いつからなんだろう。



歳を重ねると


見たくない自分自身と嫌でも向き合う。



持続可能なビューティーモードが


手に入るといいのになと思うお年頃なのだ。