センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

「僕のティンカーベル」


自分の人生の中では


絶対に言われることのないセリフだ。



「僕のティンカーベル」



言ったのは俳優の渡辺謙さんである。


ティンカーベルは南果歩さん。



昨日の辻仁成さん繋がりで思い出したのだが


(南果歩さんは辻さんの元妻なので)



渡辺謙さんと南果歩さんの元ご夫婦は


とても仲が良く、素敵な関係だった。



南果歩さんも文才があり、


やはり月刊誌にエッセイを書いていた。



渡辺謙さんは優しく、頼もしい旦那さまで


辻さんとの間で生まれた息子さんのことを


とても大事にして良好な関係だったようだ。



渡辺謙さんも、週刊誌のインタビューなどで


南果歩さんのことをいつも褒めていた。



「彼女は僕のティンカーベルなんです」


この名言はその流れで生まれた。



いいなぁ、素敵なご夫婦だなぁ、と


憧れる気持ちさえあった。




そこからのあの不倫報道である。



不倫を責めるつもりはない。


好きになったものは仕方ない。



でも、南果歩さんにしてみたら


良好な夫婦だと信じていたのに何故?


だったのではないかと思う。



「僕のティンカーベル」じゃなかったの?


というのが私の率直な感想である。



夫婦のことは夫婦にしかわからないし、


他人がジャッジすることでもない。



でも、これもまた切ない話だなぁと思う。


本当に人生いろいろである。



南果歩さんは、困難を乗り越えて


明るく前向きに活躍されている。



誰かにとっての、ではなくても


やはり素敵なティンカーベルなのだった。





「恋文」MUSIC VIDEO / Every Little Thing