センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

深刻な実家問題②

朝から1時間だけ片付けようと実家に出かけた。


明日は資源ごみの日だから、ダンボールの山を束ねて用意しなければ。


ワレモノが入っているらしいダンボール箱が多く、中のプチプチやら新聞紙やらもどんどん貯まる。


驚いたのは、コスタボダのグラスが次々と出てきたことだ。同じパッケージ、同じサイズのグラスが30はあっただろうか。


おそらく買った本人もその数をわかってないだろう。


こんなに集めてどうするんだ?
しかもダンボールに入ったままで…


次々と大きなダンボールを潰していくと、鞄やら新品のトイレマットやら、出てくる、出てくる。


そして、厚手の靴下も2ダース×2…
ムカデだってそんなに靴下はいらないだろう。


さすがに疲れてきたので、潰したダンボールを集めて紐で束ねる。
もう、手も腰も痛くなって限界だ。


実家の飼い猫が、私が何やらバタバタしているので片時も離れず心配そうに見守っている。


「大丈夫?」時々私に声をかける。


猫でさえピョーンとジャンプしないと通れないダンボールジャングル。


カオスなのは兄の頭の中だ。


疲れ果てて家に帰り、お昼を食べる。
もう、自分のためにごはんを作る元気もない。


生協のパック赤飯に納豆と生タマゴ。
もう午後からはゆっくり休もう。
がんばったよ、私。


モノは人を幸せにしない。
断捨離は自分の生き方を見つめ直す行為だ。


兄のカオスはどうしたらいいのか…


久しぶりにイルカを聴こう。
中学生の頃、大好きだった。


このLPはレコード盤が青色だったっけ。


何も考えず、懐かしい音楽に癒やされよう。
がんばったよ、私…