センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 再構築



人は 自分が生きてきた中で


苦手だからと逃げてきたこと、


面倒だからとスルーしてきたこと、



そうしたあれこれから


完全に逃げ切る、ということは


できないのではないか、と思う。



無事に逃げ切れた、と思っていても


そのあれこれは 


どこかで必ず追いかけてくる。



そんなことを思うこの頃だ。






かつて



こんなこと、何の役に立つの?


わからなくても できても できなくても


別に困らないし。



と軽く考えていたけれど



やっぱり それはどこかで追いかけてくる。



思っていた以上に



不器用で 粗忽で  アバウトな自分と


この歳になって 対峙することになるなんて



思いもしなかったけれど。



やっぱり 逃げ切れるものではない。



誰が見ていなくても


誰が気づかなくても



私自身が知っている。



負の自分と対峙するのはつらい。



つらいけれども


これは ひとつのチャンス。



逃げてきたこと、スルーしてきたことと


再び 真正面から向き合って



積み残してきたものを もう一度積み直す。



人生は どこかでちゃんと精算できるように


神さまに構築されているようだ。



      やれ、やれ。



逃げ足は 早い方だと思ってたんだけどな。


目測を誤るのも 粗忽な私らしい。




さてと。凹みつつ、前に進むとしますか。



   また、新しい週の始まり。