センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 期待もせず、落胆もせず


職業訓練校は


あくまで就職することを目指す所なので


当たり前だが なかなか厳しい。



スケジュールが割とタイトで


どんどん前に進んでいき、


どんどんハードルが上がる。



凹んでいる暇もないので、


みんな必死に課題をこなしていく。






そんな中で ジョブカードを書いて、


提出することになった。



学歴や職歴、そこでどんなことをして


どんなことを学んだか、とか



今後、どういう働き方をしたいか、とか…



希望の月収、あるいは時給というのもあって


私は最低賃金を書いておいた。



このジョブカードを元にした面談もあったが


最低賃金で、パートでも良くて


職種も絞りすぎない。



となると、かなりハードルが下がるようで


40分予定の面談が20分で終わってしまった。



その条件なら、どっかあるでしょ、と


いうわけだ。




前職で 割と良い時給を頂いていたので


そこを目指す自分がいるか、と思ったが



年齢的な問題もあるし、



もう 時給の良いブルシットジョブより


最低賃金でも 納得できる働き方がしたい、


と思うようになってきた。



そこにシフトすると


就活も 精神的に楽になる。




今の私は こんなもんだ。




自分に期待もしてないけれど


自分に落胆もしていない。



このハードな訓練を乗り切れるかが問題だが


もし、乗り切れたなら



そこに どんな自分がいるのか


少しだけ楽しみなのだ。