センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

相続という名の大人の宿題


夫が亡くなって2年が過ぎて、


夫が放置していた大人の宿題が



法律の改正という葵の御紋で


私たちにスライドされた。



田舎の山林及び田畑、という


見たこともない土地の相続である。



義父から聞いて知っていた。


初めての内孫である長男に譲る、と聞いた。



孫のために名義を変えるように、と


義母は義父に伝えたけれど


めんどくさいことは先送りにした。



夫も「あんな二束三文の土地」とバカにして


相続の手続きを放置していた。


先送りグセまで似なくていい¯⁠\⁠_⁠ಠ⁠_⁠ಠ⁠_⁠/⁠¯



おかげで


その遠い田舎にある本籍地から


戸籍謄本を取り寄せ、



法務局のサイトで悪戦苦闘し、


遺産相続協議書なるものを作成し、


二束三文はいらない、という義姉に送った。



遺産相続協議書には署名捺印が必要だが


実印でないといけないので、



私たち家族3人分の印鑑証明書を取り、


署名捺印し、同じく、


署名捺印した義姉の書類と一緒にして



その後の手続きは、


土地を相続するという、次男に託した。



発達障害の長男には無理な作業だ。



次男は次男で悪戦苦闘し、


なんとか登記の仮受付までこぎつけた。



それでも、義姉の戸籍謄本と


名寄せ帳、義父の不在籍不在住証明なる物が


必要となるらしい。



また、遠い田舎に申請することになる。



戸籍謄本を取り寄せるにも為替が必要で


手数料も高く、本当にめんどくさいのだ。



本籍地を変更したい、と本気で思う。



マイナンバーカードって


何のためにあるの?



こういうめんどくさいことこそ、


紐づけして、簡単にできないの?



国が相続登記を義務付けるんでしょ?


こんな大変だったら、みんなやらないよ?



ネットで簡単便利!って、嘘やん(⁠눈⁠‸⁠눈⁠)



便利なようで、実はとても不便。



ついていけない私たちが悪いのか


ついていけない人をふるい落としているのか


よくわからないけれど…



大人の宿題は、なかなか終わらない(⁠ᗒ⁠ᗩ⁠ᗕ⁠)