センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

センチメンタル同盟


森田童子が好きだった。


中学生の頃、「さよなら僕の友だち」を聴いて、その透明感のある繊細な歌声に惹かれた。「僕たちの失敗」はレコードも買った。あの美しいピアノのイントロと儚げな声と。


中学2年のとき、隣の席に座っていた男子はその姉の影響で森田童子に詳しかった。
彼から森田童子の「センチメンタル同盟」という曲がいいと教えてもらった。


なんて素敵なタイトルだろう!
私はそのタイトルに強く惹かれた。
森田童子という人の世界観にぴったりだと思った。センチメンタル同盟!素晴らしい!


私はそう信じていたのだけれど…


正しいタイトルは「センチメンタル通り」


単なる聞き間違いだった。ひどくがっかりしたけれど、私の中では「センチメンタル同盟」というネーミングを超えるものがない。


というわけで、このブログのタイトルに使わせてもらうことにした。14歳の私が強く惹かれたこのタイトル。


どうぞよろしく。久々に森田童子を聴きながら…