センチメンタル同盟

頭と身体の衰えが一致しない私の老いへの初めの一歩

 盆休み

青色


朝、息子たちとお墓参りに出掛けた。


今年はビールではなく、


よく冷えたハイボールを持って行った。



緑に囲まれた静かな墓地だが、


何も陽射しを遮るものがなく、


暑さと眩しさの中でそっと手を合わせた。



やさぐれそうな気持ちに蓋をして、


空を見上げる。



せっかくの休みだというのに、


相変わらず仕事のLINEは休まない。



世の中は本当に便利になったのか?


と苦々しく思う。


いつの間にか時間まで搾取されている。



さて。右へ行こうか、左へ行こうか?



まだ厳しい暑さは続くが、


夏は過ぎていく。



手放したら怖いものは何だろう?


それは、本当に大事なものだろうか?



待っていたはずの盆休みに


どこか途方に暮れている自分がいる。



私たちは黄昏を歩くセンチメンタル同盟