下衆の極み
昨日、私の好奇心を満たす動画が流れて、
思わず全部見てしまった。
世の中を騒がす件の話なのだが、
感心したのは、話が面白いことだ。
早口で機関銃のように放たれる言葉の数々…
あれも叩き、これも叩き、のぶっちゃけ話…
その情報ソースは本当に確かなのか、と
疑いたくなるが、
その口調は全て断言、言い切り型である。
いや、いや、それは伝え聞いたことであって
自分で見ることも聞くこともできなかった、
密室の出来事のはず。
何故、断言することができるのだろう。
まぁ、面白ければそれでいいのか…
私の下衆な好奇心は十分に満たされたけれど
言葉を生業とする立場にあるのなら、
その先にも思いを馳せるべきだろう。
「献上」とか「上納」とか
その言葉のチョイスは下衆の極み。
こんな言葉で表現していること自体が
ある意味加害なのであって、
まず、そこに怒ろうよ、と思う。
安全地帯で面白可笑しく語るその思考が
既に同じ穴のむじな。
そして、私たちの下衆な好奇心も
下衆な思考を助長してきたのだから
やはり同じ穴のむじな。
きれいに生きるって本当にむずかしい。

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